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【リオ五輪情報】“気圧”と”風”次第では、新記録が出るかもby気象予報士【音声あり】

ジェーン・スー 生活は踊る

いよいよ開幕するリオデジャネイロオリンピック!
今日は、スポーツの記録と天気の関係について、気象予報士の増田雅昭さんに聞きました。

◎オリンピックは“気圧”に注目するともっと楽しめる!
1968年メキシコシティオリンピック「男子走り幅跳び」のオリンピック記録が長く破られていないのをご存知ですか??
どういうことかというと、メキシコシティは標高が2000m以上と高い=気圧が低くて空気が薄い=空気抵抗が少ない=速く走れたり、遠くまで跳んだり投げられたりする→記録が出やすい!
この大会は、陸上で新記録がたくさん出ました。

一方、男子走り幅跳びの「世界記録」は、標高が低い東京で出ています。
1991年8月に行われた「世界陸上」でマイク・パウエル選手が8.95mの世界新記録!
実は、これも気圧が関係していたのではないか、と一部の陸上関係者の中でささやかれています。

どういうことかというと・・・
この日、東京に“台風”が近づいていたから!
台風が近づく=気圧が下がる=空気抵抗が少ない→記録にプラスに働いたのでは!?と言われているんですね。
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◎陸上競技は“風次第”で記録が変わることもある!
100m走などでは、追い風が平均風速2.1m/s以上だと、参考記録になってしまい、正式な記録にはなりません。追い風2mは、木の葉が揺れるくらいの強さの風。そんな“そよ風”が記録に影響しているんです!

風を測るのは「超音波式風向風速計」。突起と突起の10センチほどの間に超音波を発生させ、その部分が風を受けることによって生じる伝播時間のズレを測定して、風向と風速を測定します。100メートル走では50メートル付近のコースすぐ横に
設置してあって、スタートと同時に1秒ごと10秒間を計測し、平均風速を出します。オリンピックでもコース横にある風速計を注目してみてください。(速すぎて見えないかもしれませんが・・・)

◎日本陸上競技連盟の方のお話によると、100メートル走の場合(体型などにもよりますが)追い風が1m/sで、タイムが0.05秒~0.1秒ほど速くなると言われるそうです。
現在、日本の100mの記録は10.00秒で、追い風1.9mでした。それに次ぐ記録は、リオデジャネイロオリンピックにも出場する桐生祥秀選手の10.01秒。
その時の追い風は0.9m。あと1m/sほど追い風が強ければ、10秒を切っていた可能性もあるんです。追い風がうまく吹けば、日本人の9秒台もそう遠くない!

リオデジャネイロオリンピック、天気も選手の味方になりますように…

生活は踊る20160804

「スポーツの記録と天気の関係」について詳しく聞きたい方はこちらをどうぞ!