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【放送後記】「夢で見た初体験の相手は……キレキレイママでした」2016年7月30日放送

ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル

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この夜、スタジオには乃木坂46から中田花奈さんと能條愛未さんが来てくれていました。明るくて、かわいらしくて、華やかで、それまでドブ川のように淀んだ空気の第6スタジオに一陣の爽やかな風が吹き抜けました。

それなのに、よりよって彼女たちの出番のすぐ後に敢行した特集は、リスナー投稿企画「夢で見たら好きになっちゃった人」特集。

寝言の中でも最上級に益体もないメールのオンパレードです。今さら言っても詮ないことですが、できればもう少し実のある特集の時にお招きしたかった。間の悪さを悔いるばかりです。

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中田さんと能條さんは、「DJキット・ソーリー・セカンド」として出演。DJ中、真剣な眼差しでサンプラーのボタンを叩くふたりは本当に楽しそう(センスの良さも感じる)。まわりのおじさんたちも思わず目を細めます。

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(目を細めていないおじさん)

一応言っておくと、DJ MIXの音はこのミッシェル・ソーリーとキット・コアライこと小荒井さんが作っています。

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無差別映画評論コーナー「ムービーウォッチメン」で扱った映画は『葛城事件』。宇多丸いわく、「今年ベスト級であり、同時にワースト級でもある」。その真意は果たして。

音声はこちらで聞けます。

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来週の映画はムービーガチャマシンによる抽選の末、『ファイディング・ドリー』に決まりました。

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そしてこの日の特集は、前述したとおり投稿企画「夢で見て好きになっちゃった人」特集。

宇多丸が放送中に何度も「鉱脈を掘り当てた」「オレの考えた企画が鉱脈を掘り当てた」「最近当たり企画を連発しているオレが(以下略)」と浅ましく連呼していたように、質・量ともに予想を遥かに上回る投稿を頂きました。最高か。

「コンビニのレジの前で浜崎あゆみと相撲を取っていた」「ケミストリーのふたりを弄ぶ悪女としての私」「Perfumeのメンバー、かしゆか、のっち、僕」「前田敦子と一緒に前田敦子が歌っている紅白を見る」「松田龍平のポケットにチョリソーをねじ込む」「夢で見た初体験の相手はなんとキレイキレイママ」「宇多丸さんの台本の隅に一緒に落書き(そののちに濃厚なエロスの予感を感じさせる)」……

世間ではよく「夢の話を聞くのはつまらない」などと言われますが、それは間違いです。「それまでは好きじゃなかったのに」という入口と「……という夢を見て以来、好きになっちゃいました」という出口の補助線さえ引いてあれば、支離滅裂な設定も虫のいい展開も、間違い探しのような微妙に狂ったディテールも、そのすべてがたいへん愉快に聞こえるものです。

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オマケ。宇多丸さんがトークショーのために出演した新文芸座で、常連さんに描かれた似顔絵。味わいの深さたるや。

あ、8月19日深夜から始まるタマフル24時間ラジオに向けて放課後駄話CLOUD、今週もやってます。だんだん長くなっていってます。

(2016年7月30日放送・第486回放送後記より)

文/古川 耕(構成作家)
写真/小荒井 弥(音楽ディレクター)