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羊羹の始まりはスープだった??

檀れい 今日の1ページ

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女優の檀れいが毎回、その日にまつわる話題や風物詩などを交えてお届けする「檀れい 今日の1ページ」。今朝は、羊羹に関するお便りをご紹介しました。

愛媛県・松山市におすまいの「伊予の甘党」さんからいただきました。

『私のふるさと松山市には、民謡「伊予節」にちなんだ銘菓「薄墨羊羹」があります。軽やかな食感で、小豆の風味がよく、程よい甘さも特徴です。ちなみにこれは、棒ようかんです。

以前住んでいた東京では「とらや」の本練羊羹をときどき買って食べていました。
どっしりとした歯ごたえと重量感があり、これも満足したものです。

さて、檀さん。羊羹が作られたのはいつごろなのでしょうか。由来を教えてください。
よろしくお願いいたします。』

松山の銘菓「薄墨羊羹」・・・白い豆が入った黒っぽい羊羹で、これは、薄暮に舞う桜の花びらに見立てているのだとか。なんとも風情があります。そして、とらやの羊羹は、日本を代表するお菓子と言ってもいいかもしれません。それを時々買っていたということですから、「伊予の甘党」さんは、舌が肥えていらっしゃいます。

さて、お便りでは質問もいただいていました、羊羹の由来。さっそく調べてみました。

「羊羹」の「よう」は、「羊」という字で、「羹」という字は、「あつもの」とも読みます。「あつもの」というのは、肉や魚が入ったスープのこと。つまり、もともとは、羊のスープを意味することばでした。

時代は、鎌倉か室町あたり。中国の料理だった羊のスープが、留学していた禅僧によって、日本に伝えられたといいます。では、どうして、スープがお菓子になったのか。

禅僧は、肉を食べることが禁じられていたので、小豆や小麦粉、葛粉など、植物性の材料を使って、「羊の羹」に似た料理をつくりました。やがて、この料理に甘みを加えるようになり、いわゆる「蒸羊羹」へと変化したそうです。餡に寒天を加えてつくる「練り羊羹」のほうは、そのずっと後に誕生しています。

「伊予の甘党」さん、ご質問ありがとうございました。
みなさんもおいしい羊羹を見つけたら、お便りを送ってくださいね。


ラジオは、AM954kHz、FM90.5MHz。
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