お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

放送中

放送中


【予報士が解説】梅雨明けのしくみと台風以上に危険な低気圧の話【音声あり】

ジェーン・スー 生活は踊る

本日、梅雨明けが発表されました!
そんなタイミングで登場の気象予報士・増田マサアキさんのお天気コラム。

梅雨明けをイメージして水色の服で登場!

梅雨明けをイメージして水色の服で登場!

まずは、梅雨明けの定義について
梅雨明けにハッキリとした定義はありません。
夏らしくなったら!気象庁の予報部が判断するんですが、データを参考にしつつも最後は主観です。
「梅雨明けしたとみられる」という言い方になってしまうのは、速報値のため。
この先、夏空が続くだろうという予測をもとに梅雨明けを発表するが、予測通りにいかず梅雨空が戻ってくることもある。なので、このようなボンヤリした言い方になってしまうんです。夏が終わった9月に、どのタイミングがベストだったか振り返って、梅雨明け日を確定させます。

今年の梅雨明けが遅れたのは、実は台風の発生が少ないことも関係しています。台風が発生しないと、熱帯の空気=真夏の空気が北へ広がってこない。つまり梅雨が明けにくかったわけです。ただ、ここに来て、台風が発生しやすくなってきました。

ということで、今日お送りしたのは・・・
「危険なのは台風だけじゃない!危険な低気圧もあるんです!!」

低気圧には「台風」「熱帯低気圧」「温帯低気圧」があります。みなさん、違いはご存知ですか?
台風は・・・
熱帯の空気で出来ていて、中心の風速が17.2m以上の低気圧。

熱帯低気圧は・・・
熱帯の空気で出来ていて、中心の風速が17.2m未満の低気圧。
※台風・熱帯低気圧の違いは「風速」だけなので、大雨を降らせる力は変わらないことがけっこうあり、危険な熱帯低気圧もあるんです!

温帯低気圧は・・・
天気予報に出てくる普通の低気圧。
熱帯の空気で出来た台風や熱帯低気圧が北上して、涼しい空気や乾いた空気を巻き込むとだんだん形が変わり、温帯低気圧になる。台風の円形が崩れて、いびつな雨雲の形になったりします。
風速による基準などはなく、台風から形が変わっただけで、大雨を降らせるような雨雲や暴風を吹かせる力を持っている温帯低気圧もあるんです。

台風ではないからと安心してはダメ!熱帯・温帯低気圧も注意してください!
生活は踊る20160728

「梅雨明け」「危険な低気圧」について詳しく聞きたい方はこちらをどうぞ!