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町内会が高齢者に向けて始めた お助けサービスとは!?

人権TODAY

毎週土曜日「堀尾正明+PLUS!」内で8:15頃に放送している「人権トゥデイ」。
様々な人権をめぐるホットな話題をお伝えしています。

町内会が高齢者に向けて始めた お助けサービスとは!?

横浜市金沢区にある月抜(つきぬき)町内会が、
町内に住む高齢者に向けてあるサービスを始めました。
町内に住むボランティアの方が、町内会が所有する車を使って
病院やケアプラザ、お稽古事などへの送り迎えをしてくれるんです
『月抜お助けマンクラブ』と言います。
去年の10月から始めたそうですが、 なぜ始めたのか?
『月抜お助けマンクラブ』の一員で、町内会長の山畑耕三さんに伺いました。

山畑耕三さん
「ここの町内はかなり崖地といいますか、丘に向かって住宅があるという、
 坂や階段なんかが多いものですから、お年寄りが足が不自由というかたも
 大勢いらっしゃいますので、病院なんかに行くのもタクシー利用で
 非常にお金がかかっているという状態にありますので、
 それをお助けできればいいなと、いうことで車で
 送り迎えをやっているわけです。」

坂が多いと、高齢者は大変ですよね。
この町内は670人ほどいる住民のうち、およそ100人が70歳以上の高齢者で
一人暮らしの高齢者も12人いるそうなんです。
実際に行ってみますと、京急線の六浦駅が最寄り駅なんですが、
駅に向かうときは下り坂、家に帰る時は上り坂。
中には90段もある階段があって、私でもキツイなという場所が結構ありました。
現在、町内の高齢者の方、18人くらいが入れ替わり立ち代り利用されるそうで、
月平均では15回くらい稼働しているそうです。
利用している高齢者に話を聞きました。
毎週水曜日にお稽古場に送ってもらう88歳の石橋琴子さんと、
月に3回ほど眼科などの病院に連れて行ってもらう88歳の三枝富美子さんのお話です

石橋琴子さん
「毎週日舞をやっていまして、去年から利用させていただいています。
 年金暮らしですからそうはタクシー使えませんでしょ?助かっています。
 決まった方に連れて行って頂くんですから、
 安心して乗せていただいております。」
三枝富美子さん
「外にでれないものですから、送り迎えをしていただいて、病院行くもちょっと
 そこでもね。普段家にいますからね、世間のお話が耳に入らないでしょ?
 だから、運転しながら、いろんな話題があるし、
 話しているうちに先方に着いちゃいますから、おもしろい」

「そんな町内無いわよ~」ってお友達から言われるそうで、
二人とも自慢なんですと話していました。
知った人に送ってもらえるのも安心ですよね。
歩行補助サービスとして「一回300円」かかるそうですが、
タクシーと比べると割安ですよね。
また、病院などに送ってもらう時、診察が終わるまで待っていてくれたり、
時間がかかる場合は診察が終わったあとに、
また病院に迎えに来てくれたりもするそうなんです。
利用者に大変好評の『月抜お助けマンクラブ』の送迎サービス。
町内に住む4人の男性で活動しているそうですが、実は送迎をする側には
こんな悩みがあるそうなんです。山畑さんのお話です。

山畑さん
「お助けマンクラブの方はほとんどの方が65歳以上のリタイヤ組です
 車で送り迎えというのはほとんど日中の事ですから、
 リタイヤして時間がある方しか対応できないわけです。
 対応しているお助けマン自体が高齢化していきますので、
 一番高齢である私が75歳ですから。
 継続してこれをやってくださる後継者の問題が一番の課題じゃないでしょうか」

今後は主婦の方など、いろいろな人に協力してもらうことも
考えていきたいと話していました。
またこの送迎サービスは基本、事前に4人のうちの誰かに
電話をしてお願いしておくという「予約制」です
当日の依頼にも「今のところは」対応できているそうなんですが、
これからは体調が悪くなって病院に行きたいなど「急な要請」にも
「全て」対応出来ように頑張っていきたいとも話していました

すぐ近くに頼れる人がいるということは、高齢者の方にとって安心ですから、
後継者の問題、うまく解決して欲しいですね。

担当:山崎景子