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【春の山菜特集】山菜を食べて、新しいエネルギーを!

檀れい 今日の1ページ

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女優の檀れいが毎回、その日にまつわる話題や風物詩などを交えてお届けする「檀れい 今日の1ページ」。
新生活が始まって、疲れやストレスが溜まってくる時期ですよね。そこで、今朝から3日間、「春の山菜」をご紹介します。初日の今朝は「山菜の定義と歴史」でした。
     
寒さに負けないようにエネルギーをカラダに溜め込む冬が終わりました。
春先は新しいものを取り込む下地作りの時期だと言われています。つまり、「古いものを退けて、新しいものを養う」という時期なんです。私は春になると、苦味があるものを積極的に食べています。その1つが山菜です。
      
まず、「山菜」とは、どんなものを指すのか、おさらいしましょう。
食用の植物の中で、畑などで人間が管理して育成するものを「野菜」、一方、自然環境の中で自生するものを「山菜」と定義されているようです。山菜は、海辺から里山、都会にいたるまでさまざまな環境で自生していて、全国で食べられているものを数え上げると、300種類以上にもなるそうです。品種改良を重ねて栽培されてきた野菜は、味や収穫量も安定していて、多くのものが季節を問わず流通しています。

一方、基本的に野生の植物である山菜は味も流通量も管理されていません。アクや苦味も強く、季節限定のものが多いのが特徴です。ですから、旬の時期を逃すと、あの苦味を堪能できません。そのレアなところも山菜の魅力ですよね。

コロナ禍によって、季節感が薄れてきた中、山菜の風味から、春を感じることは素敵ですよね。山菜と日本人の歴史は古く、5千年以上前の縄文時代から食べられてきたそうです。縄文人は土器を使って、山菜のアク抜きまでしていたそうですよ。先輩方の知恵には驚きです。
また、日本最古の歌集「万葉集」にも数々の山菜が登場します。中には、「明日から、ふきのとうを摘もうと思っていたのに、雪が降り積もっている!!」といった内容の歌まであるそうです。山菜採りが楽しいのは、昔からなんですね。かわって、江戸時代になると、飢饉で食糧難に陥ったのをきっかけに、数多くの山菜が発見され、様々な食べ方が考案されたそうです。山菜は人の命を救ったんですね。

高度成長期を経て、野菜の流通が安定すると、食卓の主役は、野菜に奪われてしまいました。しかし、山菜の持つ、野性味や自然のエネルギーを感じる味わいは大切にしていきたいですよね。


ラジオは、AM954kHz、FM90.5MHz。
パソコンやスマートフォンでは「radiko」でもお聴きいただけます。