様々な文化の研究・発信・そしてさらにその先を垣間見て「聞けば世界がちょっと変わるといいな!」な特集コーナー「ビヨンド・ザ・カルチャー」、4月1日は…「偽りの歴史、すなわち『偽史』の第一人者に聞く『歴史の中の嘘』 特集 」
学生の頃、「士農工商」や「慶安の御触書」という言葉を授業で習ったという方、きっと多いと思います……が! 実は今、教科書にはこれらの言葉は載っていないんだそうです。研究が進んだ結果、これまでの定説が覆されたり、そもそも歴史の資料の中に混ざっていた「嘘」が発見されることもよくあります。すなわち、「歴史」を紡ぐということは、「嘘」と向き合うことでもあるのです。そこでエイプリルフールの今日は、こうした「歴史の中にある嘘」を解説。日本のみならず、世界の事例を紐解きながら「嘘と歴史の関係」を学んでいきます。
教えてくれるのは、著書に『江戸しぐさの終焉』や『偽書が揺るがせた日本史』などがある、「偽史」研究の第一人者、原田実さんでした。