TBSラジオキャスターの柳沢 怜です。
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柳沢 怜
TBSラジオキャスター。車、音楽、お酒、野球観戦が大好き!動物にくわしい。 |
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放送を聴いてから出かけても間に合う!
オススメのスポットから生中継している「にち10 おでかけリサーチ」
今週、TBSラジオは防災キャンペーンを展開中ということで、
今日は防災スポーツをご紹介しました。

▲バケツリレー&シューティング
防災訓練をスポーツと組み合わせて、タイムを競ったり競技として楽しみながらも防災の力を身につけられるという防災スポーツ。

▲篠田さん
考えたのは、株式会社シンク 社長の篠田大輔さん。

▲ウォーターレスキュー
篠田さんは中学生の時に、兵庫県西宮市で阪神・淡路大震災を経験。自宅は全壊し避難所の小学校での生活を余儀なくされました。その時の経験の多くは、頭よりも体で覚えていることもあり防災スポーツを考案。

▲ゴー!ゴー!キャリー
2018年から、学校・会社・自治体などで体験イベントを開き、いままでに約3500人が体験しました。防災スポーツには、チーム戦から頭脳戦まで7つの種目があります。

▲キャタピラエスケープ
その中から、私は「キャットサイクルレース」に挑戦しました。その名の通り、ネコ車を使ったタイムレースです。
今日は、TBS構内にあるウルトラマン像をスタートにして、往復25mほどのコースを設置してもらいましたが、植木を避けるところや傾斜のあるところなど障害物が沢山!

▲本日のコース(場所に合わせたオリジナル)
というのも被災時の道はガレキや土砂などが散乱しているので、それを再現したコースなんです。実際、篠田さんも被災時に自転車の荷台に水や食料を載せて手で押して運んだ際は苦労したとのこと。

▲意外とここが最難関
このキャットサイクルレースで「道が悪い場所での小回りを利かせた操作感覚」を掴んで、災害後に物資を運ぶ時に役立てることが狙い。

▲慣れた動きの篠田さん
まずは篠田さんにお手本を見せてもらうと、スイスイと21秒でゴール!重たいネコ車を伴っているとは思えないスムーズな動きでした。

▲気持ちが前に出すぎて・・
続いて私が挑戦。ネコ車には重さ16キロの水と毛布、その上にボールが載っていて、ルールではボールを落としたら載せなおして再スタートなのですが、ボールだけでなく
載せていた荷物すべてを派手にぶちまけてしまい戦意喪失。あっさりリタイアとなりました。

▲全てぶちまけた
1輪車なので、グラグラ左右にブレるし重いし、ちょっとした傾斜も勢いをつけないと登れないし、想像していたよりもずっとずっとハードだったんです。「これは一度経験して体で覚えておかないと難しいだろうな」と実感。

▲ぶちまける直前
そのほかの競技やチームプレーも、難しくて楽しそうなものばかりです。興味をもたれたら「防災スポーツ・防リーグ」の公式サイトをご確認下さい。