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小売・外食の偽アカに注意!友達からのLINEでも危険

森本毅郎 スタンバイ!

過去に詐欺まがいの迷惑メールをもらった事がある人は多いと思いますが、今はその手口が進化してインスタやラインに広がり被害が出ているというので取材しました 。2月17日TBSラジオ「森本毅郎・スタンバイ!」(月~金、6:30~8:30)の「現場にアタック」で取材報告しました。

 

竹内紫麻の現場にアタックhttp://radiko.jp/share/?sid=TBS&t=20210217073448

radikoで放送をお聴きいただけます(放送後1週間まで/首都圏エリア無料)

 

まずはインスタグラムで広がる偽アカウント詐欺、一体どんなものなのか、ネットやSNSに詳しいジャーナリストの三上洋さんに伺いました。

★インスタグラムの偽アカウント詐欺とは

IT ジャーナリスト 三上洋 さん
実際の企業の公式アカウントと同じようなアイコン、そっくりのアカウント名を作って、同じような投稿します。その上でフォローをさせて。フォローした後にダイレクトメールが届きます。「当選おめでとうございます。ここにアクセスするとあなたにプレゼントしますよ」と。騙して有料サイトに登録させるという手口です。今までこういった詐欺のものは、通常のメールが多かったんですね。しかしながら電子メールはもう利用者が減っていますし、メールの数がすごく多いのでみんな開かないんです。それに対してインスタグラムはメッセージを開きやすいので、騙される人が増えるということです。

インスタグラムの偽アカウントの特徴は、西武などの大手百貨店、資生堂、ユニクロ、マツモトキヨシ、ダスキンだったり、あらゆる産業のアカウントが軒並み被害に遭っていて、企業側も注意喚起を促しています。

公式アカウントとそっくりなアカウントなので、間違えて利用者がフォローしたとこを狙って「当選しました」と嘘のメッセージを送りつけて、有料サイトへの登録を促す。詐欺だと気が付かずにクレジットカードの情報などを入力してしまうと、お金をだまし取られてしまいます。

こうした偽のインスタアカウントが続出中。一方、LINE上で広がっている物は、もっと複雑な詐欺のようです。再び三上さんのお話しです。

★LINEの複雑な詐欺とは

IT ジャーナリスト 三上洋 さん
LINEの詐欺、1月の中旬頃から目立っています。大手外食チェーンが多いのが特徴です。手口としてはですね、友人から「1年分無料です」というようなメッセージが届きます。そのリンクをクリックすると外食チェーンのものと思わせるようなサイトが表示され「この1年分をもらうためには、5人の友人に同じメッセージを送ってください」と。で、5人分送ると「当選しましたおめでとうございます。詳しくは、以下の電話番号に電話をかけてください」と。この電話番号が国際電話なんです。この国際電話にかけますと、クイズが出てきて、それに回答していくというもので、実際に私もかけてみました。全て答えるまでには5分以上かかる。国際電話料金の一部を犯人側が得られるという仕組みです。かなり複雑な詐欺と言っていいと思います。

LINEの偽アカウントはケンタッキーフライドチキン、すきや、マクドナルドなどの大手外食チェーンが多いのが特徴で、国際電話につながってしまう。30秒200円前後の高額な電話料金で、日本語でクイズが出されるなど、時間を稼がれて、2万円もの被害に合ったケースもあるようです。

国際電話料金は、一部が相手の国の電話会社に入りますが、この相手国の電話会社にはキャッシュバックサービスがあって、それが悪用されている。

厄介なのは、小売や外食チェーンは、本物の企業がラインやインスタで「友達に広めて」というキャンペーンを行うケースがあるということ。だから余計、偽物が見分けにくい。また「友達に広めて」という仕組みなので、本当の友達から届くので、油断して開いてしまう・・・

ではこの詐欺、取り締まれないのか?どうしたらいいのか?ネット犯罪に詳しい弁護士の中澤佑一さんのお話し。

★自衛するためには

中澤佑一 弁護士
詐欺罪に当たり当然犯罪になりますから取り締まりは可能なんですけれども、インターネットで行われている詐欺行為ということで、海外からやられているケースもあり、なかなか捜査は難しいというのが現状です。メッセージのやり取りに関しては、中を見るというのが通信の秘密ということもあり、なかなか難しい。そうなってくると事前チェックというのはほぼ不可能になるので、報告があった時に、アカウント停止とかの措置を取るぐらいしか恐らく出来ることがない。本物かどうかを見極めるということに尽きると思います。アカウントに認証アカウントとかでバッジがついている場合があります。そういうところをちゃんと見ていただく。また大体のケースでフォロワーの数で見分けがつくと思います。有名な企業なのに全然フォロワーがいないとか、出来たばかりだなとか見て頂くといい。

もちろん詐欺を行わなくても、なりすます時点でロゴなどをコピペして使っているので「著作権侵害」。そのためSNS側としては偽アカウントを見つけたら削除していますが、消しても消しても出てくるいたちごっこ。

詐欺となっても、事前に取り締まるのは、ネットという特殊性もあって非常に困難・・・

とにかく本物かどうか見分けるしかない!本物のマークがあるか?フォロワー数はどうか?

あとは、フォローしたくなっても、いきなりフォローしないで、まず、自分で本物のアカウントを探し直して、そこからフォローするなど必要です。