TBSラジオ
『TOMAS presents High School a Go Go!!』(毎週・月曜夜9時~9時30分)
「High School a Go Go!!」は、「学校」を取りまく
いろいろな話題にスポットを当てて、高校生の興味ある話題や悩み、
そして疑問などを直撃取材する「高校生活応援プログラム」です。
ハイスクール・ア・ゴー・ゴー、通称「ハイゴー」です。
▼メインパーソナリティ:TBSアナウンサー・石井大裕
▼2021年2月15日(月) 放送後記
スタジオは、高校3年生の谷本魁渡(たにもと・かいと)くんと、
高校1年生の美空(みく)さんとお送りしました。
<高校生の主張>
今週と来週は、特別企画「受験お悩み相談」です。
番組をお聴きの皆さんからお送りいただいた、
受験や普段の勉強法、学習計画、高校生活の過ごし方など
様々な質問にお答えする企画です。
たくさんの質問をお寄せ下さり、ありがとうございました。
回答者は、愛知県内の難関理系国立大学に在学中、
人気エンタテインメントグループ「祭nine.」の神田陸人さんと、
東京大学教育学部卒業、この番組のレポーターも務めている
TBSアナウンサーの喜入友浩です。
聞き手は、高校1年生の美空さんが務めました。
東京都在住、高校2年生、ラジオネーム「ひかり」さん
- 「もうすぐ高校3年生です。まだ志望校どころか、進みたい学部や方向も見つかりません。どんなことをきっかけにして選べばよいのでしょうか?」同じ質問は高校1年生の 「ABC」さんからもいただきました
- 回答
- 神田陸人さん「僕は情報の学部ですが、(大学卒業後)『祭nine.』で活動してゆくことを決めていたので、学部を選ぶときに、例えばスマホの『siri』のアプリが僕たちの声になったら面白いなとか、そういうことも考えて、何か楽しそうだなと思う道を選びましたね」
喜入友浩アナウンサー「(学部を)決めるのは非常に難しいですよね。大学に入ってから学びたい内容が増えることもあるんですよね。私の場合は理系で入学して、文系の学部に替わりました。ですから、悩んでいる皆さんにおすすめしたいのが『リベラルアーツ』というものです。これは日本語で言うと、もう理系とか文系に縛られない、学部学科の選択が無いコースがある大学のことで、私が通っていた東京大学も教養学部と言って、文系も理系も最初2年間は同じカリキュラムを受けて、3年生になった時に、どこに進みたいのかを決めます。『リベラルアーツ 大学』で検索すると、そういった大学が出てきますから、それもありではないでしょうか」
埼玉県在住、ラジオネーム「アッコ」さん、高校2年生の息子さんのお母さん
- 「いよいよ長男が大学受験の年になりました。大学を受験する息子に、親としてどんなサポートが良いのでしょうか?経験談を教えてください」
- 回答
- 神田陸人さん「僕が、夜遅くに自分の部屋で勉強をしているときに、母が温かい『抹茶ラテ』を差し入れてくれた時が本当に嬉しかったです。家族のためにも、志望校に絶対に合格しよう!と頑張るきっかけになったので、そういうサポートがありがたいですね。(高校時代、親御さんから『勉強しなさい!』とは)ほとんど言われなかったですね。僕は、家族のルールで『テストが何点以下だったら、スマホは一週間禁止』のようなものがあって、それが僕にとっては少し楽勝な点数だったので、逆に自分から提案して『これぐらいの点を取ったら、ゲームや新しいグローブを買ってなどの条件を出して、そうした『アメ』を求めて、勉強を頑張ってましたね」
名古屋市在住、高校1年生、ラジオネーム「レッツ・ゴー」さん
- 「一年間、部活動と勉強を頑張ってきました。コロナのこともあって、うまくいかないこともありました。部活と勉強を、どう両立しましたか?」
- 回答
- 喜入友浩アナウンサー「私は高校時代は野球部だったのですが、部活動に全力を注げるのは学生の特権ですから、ぜひ、部活は思う存分、汗を流して、一生懸命頑張ってほしいです。だからこそ、授業に全集中してほしいですね。つまり、授業で1回聞いたのに、また復習しなきゃいけないとか、テスト前にもう1回、授業のことを復習するのが非常にもったいないので、1回の授業で完璧に理解する、例えば先生が『ここはテストに出るからね』とは言わなくても、熱が入る場面があるんですよ。授業中に、そういうところを教科書にチェックしておきます。テストを作るのも先生なので、そこ(熱が入ったところ)から問題が出るので、これだけでも試験の成績がかなり上がります。授業の受け方も含めて、とにかく授業に全集中が良いです」
<なんでも課外授業>
「学校ではあまり教えてもらわないかもしれないこと」を
ゲストを招いて色々と教えてもらうコーナー。
今回は、大学時代に投稿した「TikTok」の動画が人気沸騰、
現在、ドラマや舞台などで大活躍中、注目の若手俳優、
曽田陵介(そた・りょうすけ)さんを迎えました。
曽田陵介さん
島根県出身。現在、23歳。学生時代はサッカーに打ち込み、広島県内の大学に進学。在学中に投稿した「TikTok」の動画の視聴数が20万人を超えて注目されました。大学卒業後、本格的に芸能活動をスタート。去年、インターネットテレビの恋愛リアリティーショー番組に出演したことで、特に10代の女子から高い支持を集め、SNSのフォロワー数が増加。俳優としても数々の作品に出演されました。今年、主演舞台「弱虫ペダル」やドラマなどの出演作が控えるなど、さらなる活躍が期待される若手俳優です
- 石井大裕アナウンサー
- 現在のお仕事は「TikTok」がきっかけだったのですね
- 曽田陵介さん
- 「TikTok」を大学2年生の頃から始めました。シャボン玉をしているところやルービックキューブなどの特技を披露するなど、日常の一部を切り取った動画をアップしていました。それに反響があって、ありがたいことに(芸能の)事務所さんに声をかけていただき、現在の仕事をさせてもらっています。TikTokに反響があって、いろいろとアップしていったら20万人のかたにフォローしていただくなど本当に驚きました。もともと、将来、今のような職業に就くとは思っておらず、(大学卒業後は)就職して働いて、地元に帰って安定した生活を望んでいたので、びっくりしました。(芸能事務所に入り、東京に出てきましたね)寝られないほど、めちゃくちゃ悩みました。(大学の)周りも普通に就職してしているんですね。けっこう不安定な面が多いと思う仕事なので、良いのかな?と悩みましたね。最初にいただいた仕事が恋愛リアリティーショーでした。こちらに出させていただき、そこでけっこう反響があって、親にも納得してもらえたところはありますね
- 石井大裕アナウンサー
- 大学を卒業して就職をするタイミングというのは、ある程度、人格が形成されていますから、演技の稽古などで、最初のうち、出来なくて注意されたりとか、嫌になることだってあったでしょう
- 曽田陵介さん
- けっこうありましたね。お芝居は嫌いにならないのですが、「なんで出来ないのだろう」と考える時間のほうが多いですね。(どうやって、それを乗り越えているのですか?)ひたすら「考えること」ではないでしょうか。考えて、何か、自分なりの答えを出すのですが、それが駄目だったら「また次!」と、チャレンジをしていくことが大切ではないでしょうか。(憧れの存在は?)菅田将暉さんです。演技力もそうですし、オーラもあるし、二面性のある役を出来るのが凄いなと感じています。しかも、本当にイキイキとしていて、芝居をしているのではなく、「生きているな」という感じがします。僕もそうなりたいですね。小栗旬さんも好きです。温かさと深みがあるので、本当に好きですね。小栗さんの映画はずっと観ていました
「受験お悩み相談」にたくさんの質問をお寄せいただき、
本当にありがとうございました。
来週もお送りします。ご期待ください。
曽田さんの出演する舞台
「青空ハイライト」~from主役の椅子はオレの椅子」が
21日・日曜日まで、東京・池袋の
「Theater Mixa」で上演中です。
曽田さんは、TBS・MBSテレビのドラマ
「ホリミヤ」にも出演中です。
16日・火曜日の深夜1時28分~です。
詳しくは、曽田陵介さんのSNSをご覧下さい。
番組は、下記のバナーをクリックして、
radikoのタイムフリーでお聴きください!
放送後1週間以内、聴くことが出来ます!
高校生サポーターの2人にとっては
「身近な存在のお兄さん」のような曽田陵介さん。
わかりやすくい「等身大のアドバイス」に
熱心に聞き入っていました。
新型コロナウイルスの感染拡大防止のための
緊急事態宣言が発出されています。
今後、内容や出演者の変更などの可能性もありますが、
番組は、スタジオ、取材先など全てにおいて、
じゅうぶんに感染対策を行いながら、
制作を進めてまいります。
皆さんも、手洗いやうがいなどの感染防止策を
励行しましょう!
これからもよろしくお願いいたします。