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使い捨てカイロで水質改善?汚れた川や池がキレイに!

森本毅郎 スタンバイ!

最近日中は徐々に暖かくなってきましたが、朝・夜の時間帯はまだまだ寒いので「使い捨てカイロ」を持ち歩いている方もいらっしゃるかもしれません。今日はその使い捨てカイロを使い捨てず、ある事に活用する取り組みについて紹介します。TBSラジオ「森本毅郎・スタンバイ!」(月~金、6:30~8:30)の「現場にアタック」で中村友美ディレクターが取材報告しました。

中村友美の現場にアタック〜使い捨てカイロが汚れた川や池をキレイに!?http://radiko.jp/share/?sid=TBS&t=20210216073647

radikoで放送をお聴きいただけます(放送後1週間まで/首都圏エリア無料)

 

★使い捨てカイロをキューブ状にして、ヘドロを分解

使い捨てカイロを活用したある取り組みとは?Go Green Group株式会社・代表取締役の山下崇さんのお話です。

Go Green Group株式会社・代表取締役・山下崇さん
皆さん冬場になると使い捨てカイロを使う方も多いと思うんですけど、それを今までゴミとして捨てていたと思うんですね。それを捨てずに回収する仕組みを作りまして、その中身を出して中身を加工したもので、ヘドロのあるような汚れた川とか池とか湖とか海とかを綺麗にする取り組みをやっている会社です。使い捨てカイロで水を浄化できるという実験を東京海洋大学でされているというのを見つけまして、これは素晴らしいなど思って事業化したいと思ったので、企画書を作って東京海洋大学の佐々木先生という方に連絡をとらせて頂きました。

カイロの中には黒い粉状のものが入っていますが、これは鉄と炭が主な成分です。ここに酸を加えて固めて、マシュマロのような形のキューブ「Go Green Cube」を作ります。それを汚れている川などに投げ込む作業を一定期間続けます。

すると、キューブに含まれる成分とヘドロが化学反応を起こして、ヘドロが分解されます。さらにこの影響で水中の食物連鎖も活性化し、水が徐々に透き通ってくるという流れです。水質改善と使い捨てカイロのゴミの削減。2つの点で、環境に優しい取り組みです。

カイロのかたまりを自然の川などに投げ込んで大丈夫?と思うかもしれませんが、カイロに使われている鉄は、自然界に元々あるものに近いということもあり、最終的には土にかえるということ。現状、特に問題は出ていないということです。

★ゴルフ場の池で実証実験。ヘドロの削減に成功!

「Go Green Cube」は、既に実際の池を使った実証実験も行われています。

Go Green Group株式会社・代表取締役・山下崇さん
この活動について動画で発表したんですね。こういうことをやってますということを。それを見ていたゴルフ場の関係者さんから連絡がありまして、ゴルフ場は冬場お客さんにカイロを配ると。それの廃棄量がすごいのと、ゴルフ場の池は農薬肥料が最終的に池に流れ込んでヘドロ化してると、両方いっぺんに解決できるんだったらやってもらえないかなという話を頂きまして、ゴルフ場さんの池をお借りして実験をしました。ヘドロが実際に大幅に減りましたね。

ゴルフ場で芝生を綺麗にするため撒かれた農薬や、芝の管理のため使われる肥料。それらが雨などによって池の中に流れ込むことで汚染され、ヘドロが増える原因となり、悪臭が発生することもあります。

今回オファーがあったゴルフ場では70cm以上のヘドロが堆積していましたが、実験の結果10cm程度に減少。悪臭もほとんどなくなったということです。

★秋葉原の電器店が使い捨てカイロ回収に協力

実証実験の成果を受けて、現在は実用化に向け原料となる使い捨てカイロの回収ボックスの設置を増やすなど仕組みを整えている段階です。

ただGo Green Group株式会社が大阪の会社ということもあり、現時点では回収ボックスの場所が関西方面中心になっているようです。

そんな中、東京・秋葉原の電器店「愛三電機株式会社」がこの取り組みに賛同し協力を始めました。使い捨てカイロの回収を担当する社員の方のお話です。

愛三電機株式会社 使い捨てカイロ回収担当の社員
ツイッターで使い捨てカイロがトレンドになっていて、Go Green Groupの水を水を綺麗にするプロジェクトを知りました。その中でカイロを送りたいけれども、送料の問題で悩んでいる方が多くいらっしゃることを知ったので、秋葉原で回収ボックスを設置できたら良いのではと思い回収を始めました。予想よりもたくさん集まりまして、現在は約400個集まっております。店頭では回収ボックス目的でご来店いただくお客様も多くいらっしゃって、中には20個とかまとめて持ってきてくださる方もいらっしゃいます。

秋葉原の駅は通勤目的で使う人も多いことから、ふらっと立ち寄って1つ、または数十個単位でカイロを入れていく人もいるようです。

☆使い捨てカイロはGo Green Groupの工場に直接郵送することもできます。
〒679-0313
兵庫県西脇市黒田庄町岡684-1
GoGreen 物流センター 行

送り方など詳細は「Go Green Group株式会社」のホームページをご確認ください。

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