毎月恒例、料理家研究家の浜内千波先生に教えていただいている「季節のレシピ」今月は「春菊」の簡単レシピを教えていただきました。
春菊には種類があるって知ってた?
春菊は、菊の一種である香味野菜。
関西など地方によって「菊菜」とも呼ばれ、鍋料理に欠かせない食材ですよね。
旬は11月〜2月と言われていて、そろそろ旬も終わり。是非見かけたら手に取ってほしいのですが、春菊には種類があるって知ってました??切り込みが深く、香りの強い「中葉種」と切り込みが浅い。柔らかくえぐみが少ない「大葉種」一般的に流通しているのが「中葉種」。「大葉種」は、鍋物だけでなく、サラダ野菜としてもおいしく利用できます。みなさんご存知でしたか?
春菊を生で食べてみる
春菊って、好き嫌いが別れますが・・・βカロテンがとても多く、カルシウム、鉄も多い食材。苦手な理由になっている「特有な匂い」がとある食べ方だと感じにくくなるんです。それが、「生で食べる」こと。生だと「特有な匂い」を感じにくい。食べやすくてハーブ感覚でいただけると思います。栄養的にも鉄分が失われにくいんです。
春菊を買うとき、保存するとき
葉を見て、ピンとしっかりしているもの。ポリ袋に、汗(水滴)がついていないものを選びましょう!水分がないほうが長持ちするそうで、浜内先生は買ったらすぐに新聞紙に包み直すそうです。しなってしまっても水につけると元気になるんだとか。
バジルじゃなくて、春菊で作るジェノベーゼ
▼材料は・・・
*春菊 葉だけで100g *オリーブオイル 150g *にんにく 1かけ *すりごま 大さじ2 *塩 少々 *胡椒 少々
▼作り方は・・・
①春菊は、葉を摘み、ざく切りにし、にんにくは薄切りにする。
②春菊、にんにく、オリーブオイルをミキサーに入れなめらかにする。
③一度止めて、塩、胡椒、すりごまを加えさらに少しミキサーにかければ完成。
「完全に見た目ジェノベーゼ!ジェノベーゼよりも野手溢れる感じというか、ハーブ感がある。でもえぐみはない!和風!」
今回はじゃがいもにかけていただきましたが、トマトやサラダ、パスタやうどん、鍋のつゆに入れても美味しいです。汎用性が高いので、ぜひ試してみてくださいね!
♪浜内先生からのお知らせ♪
今度パン本を出版されるそうです。タイトルは「こねないお家パン」!!
引き続き、オンラインの料理教室もされているそうなので、
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↓こちらから詳しい作り方をチェックしてください!