お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

放送中

放送中


子どもの貧困対策センター「あすのば」

人権TODAY

毎週土曜日「堀尾正明+PLUS!」内で08:15頃に放送している「人権トゥデイ」。様々な人権をめぐるホットな話題をお伝えしています。

今回のテーマは・・・子どもの貧困対策センター「あすのば」

今回は、先月設立されたばかりの
一般財団法人・子どもの貧困対策センター・あすのばに
ついてお伝えします。

「こどもの貧困」という言葉を聴いたことはありますか?
厚生労働省は17歳以下の人を「こども」と定義しています。
平均的な世帯所得の「半分を下回る」家庭で暮らす
こどもの割合を「子どもの貧困率」としていますが、
2012年の調査では、これが16.3%。
今の日本では、子どもの6人に1人が貧困状態。
その割合は、調べるごとに過去最悪を更新しています。
これが一人親世帯では半数以上という調査結果もあります。

こうした子どもたちを救おうと、
貧困状態にある大学生や支援活動に関わっている人など
有志が集まり「子どもの貧困対策センター・あすのば」が
先月19日に設立されました。
代表理事の小河光治(おがわ・こうじ)さんは

『十分な調査がないために、
貧困状態の子どもの実態が知られていない。
データを集めて政策提言する必要がある』と
設立の趣旨を語りました。

小河さんによると
貧困状態にある子どもでも、
外見や所持品でわかりにくくなっているということです。

設立を目指して、大学生などが実施した街頭募金では40万円ほど集まり、
4月末にセンターの準備会が設立され、わずか2ヶ月で設立に賛同する人は961人集まり、
1口1000円の寄付金は、1300万円あまり集まりました。

募金を集めた女性の一人は中学生の時に母親を亡くし、
父親も病気勝ちで会社を解雇されてしまいましたが、
奨学金制度を利用して大学生活を送り、
1年間の海外留学も経験し、今は就職を目指しているということです。

親を亡くした子どもを寄付金で支援する「あしなが育英会」の
元職員でもある「あすのば」代表理事の小河光治さんは
『母子世帯のうち、親を亡くした世帯は7.5%。
9割以上は離婚や未婚によるもので遺児家庭より多い。
光の当たらない子どもに、もっと光を当てるべき』と
話しています。

センター設立から1ヶ月。
貧困状態にある子どもからの相談や、「何か手伝えることは?」など
問い合わせが寄せられているそうです。

担当:長田新

<関連情報・お問い合わせ先>
一般財団法人子どもの貧困対策センターあすのば
050-3740-2889
http://www.usnova.org