(2月1日放送)
もう飽きた!もう何もすることがない!おうち時間を持てあましたという人はマニアック系カードゲームはいかがでしょうか?
これがホントの神経衰弱!渡る世間はナベばかり
先日、リスナーからのメールで、「ナベといえば、『渡る世間はナベばかり』という変わったカードゲームがある」というタレコミをいただきました!ということで、購入してやってみました!
この『渡る世間はナベばかり』。ゲームの内容は、よくトランプでやる“神経衰弱”なんですが・・・
・使っている絵柄が、「ワタナベさん」のナベという漢字。
・一番ポピュラーなのが、海辺の「辺」。刀にシンニョウの漢字。
・ほかに点が2つのシンニョウの上に、自分の自、ウかんむり、方向の方の「邊」などなど・・・
・種類がたくさんあって、当のワタナベさんでも把握できないほど。
遊び方
・丸いカードの表に「渡」、裏に24種類のナベの漢字が書かれたカードが2枚ずつ。
・「カードを2枚めくって同じ漢字ならばそのカードをゲットし、ゲットした総枚数が多い人が勝利」というもの。
ご存じの通り、ナベの漢字の違いはすごく細かい。果たして、同じ漢字を見つけられるのか、不安にかられながら、やってみたところ、さっきめくったナベがどれかどれかわからなくなり、これがホントの神経衰弱と思わされました・・・
<↓挑戦したジェーン・スーは?↓>
(オリジナルサイトでは簡単に音声が聴けます。番組HPからどうぞ)
カードゲームには、ナベの漢字のトリビアも書かれていて、こんなに多くのナベの字ができたのは、「長い年月で書き方を間違って伝えられた」からなんだとか。
「渡る世間はナベばかり」税込1,100 円
ワタナベさんの気持ちが少しだけわかるかもしれません。
書体好きにはたまらない『フォントかるた』
フォント=つまり、パソコンや印刷で使われる書体のこと。「ゴシック」「明朝(みんちょう)」とか、ワードソフトを使ったことある人なら、その名前を目にしたことがあるはず。フォントが好きで、自分でフォントを作る人もいるとか。
そんなフォントを使って“かるた”をしようというカードゲーム。嫌な予感がしているかもしれませんが、その予感当たってます。そう、フォントの名前が読み上げられて、そのフォントの文字を早く探し当てるんです。
普通のかるたなら、取り札には、「犬も歩けば棒に当たる」とか、格言が書かれていますが、この「フォントかるた」の取り札に書かれてあるのは全部同じ文言。
・「愛のあるユニークで豊かな書体」。これがさまざま48種類のフォントで書かれています。
・読み札には、フォントの名前のほかに、解説が書かれています。
・たとえば「MSゴシック」なら「写植の書体デザインを元に作られたプレーンなゴシック体。ウィンドウズやオフィス製品の標準的なフォントとしてよく知られている」
・「ヒラギノ明朝」は「マックOSでも読みやすい明るく現代的な明朝体。フォント名は京都の地名『柊野』に由来する」
このマニアックな『フォントかるた』は、SNSから火がついて話題となり、製品化されました。フリーランスのグラフィックデザイナーである4人の女性で作ったそうです。
公式ページによると・・・
・あまり書体に興味のなかった人でも遊びのながら文字のデザインの違いを知り、フォントの種類を楽しく覚えることができるとご好評をいただいています。
・大人数でも一人でも、初級者も上級者も楽しめるようになっています。
とのこと。
ワードとかで出てくるフォントに近いものなら、けっこうわかったり。「こんなフォントあるんだ〜」と勉強になりました。
普通のカードゲームに飽きたら、やってみてはいかがでしょうか?