TBSラジオ
『TOMAS presents High School a Go Go!!』(毎週・月曜夜9時~9時30分)
「High School a Go Go!!」は、「学校」を取りまく
いろいろな話題にスポットを当てて、高校生の興味ある話題や悩み、
そして疑問などを直撃取材する「高校生活応援プログラム」です。
ハイスクール・ア・ゴー・ゴー、通称「ハイゴー」です。
▼メインパーソナリティ:TBSアナウンサー・石井大裕
▼2021年1月25日(月) 放送後記
スタジオは、高校1年生の美空(みく)さんとお送りしました。
<高校生の主張>
毎週、番組レポーターが各地の高校にお邪魔して、
直撃インタビューをする「高校生の主張」のコーナー。
ご紹介するのは、東京・練馬区にあります、
「富士見中学校・高等学校」です。
建学の精神に「純真・勤勉・着実」を、教育目標には
「社会に貢献できる自立した女性の育成」を掲げていて、
「自分の意見を形成する力」「人を巻き込む力」などの
「17の力」を育む指導を進めている学校です。
今週も「生徒会」を田中ひとみレポーターが取材しました。
2年生で生徒会長の中村彩英(なかむら・さえ)さん、
会計の菊池真帆(きくち・まほ)さん、そして、
中央委員会委員長の松﨑七奈子(まつざき・ななこ)さんに
いろいろとインタビューしました。
田中ひとみレポーター
- 富士見の校舎、授業、学校行事について教えて下さい
- 生徒の皆さん
- 「富士見の校舎は2018年に新しくなり、図書館やグラウンドも生まれ変わりました。私のイチオシは、図書館『ラーニング・ハブ』です。ラーニング・ハブは『学びの核』という意味です。2つのフロアに、椅子や机、プロジェクターが配置されていて、ブックカフェのような雰囲気で、とても落ち着くので通っています。それから、富士見のシンボルとも言える『富士見テラス』は、本館・3階の中庭に位置していて、生徒が自由出入り出来る場所です」(松崎さん) 「富士見の授業の特徴としては、全学年で『探求』を行っています。中学生は決められたテーマの中から選んで探求を行い、探求の基本である『問う・調べる・伝える』などの力を身につけています。中学3年生では『卒業研究』として、興味や関心に沿った学習を行います。高校生では、社会に目を向けるということで、『SDGs』などを通して、関心の幅を拡げています」(中村さん) 「学校行事の一番の思い出は『体育祭』です。富士見の体育祭は『マスゲーム』と言って、一学年・約240人が、全員でダンスをします。中学1年生はボール、中学3年生は祭りをイメージした法被とバッジ、高校1年生はフラッグ、集大成となる高校3年生は扇を使って踊ります」(菊池さん)
(富士見テラスです)
田中レポーター
- 将来の目標や就きたい職業、夢を教えて下さい
- 生徒の皆さん
- 「具体的な職業や夢はまだ無いのですが、問題の発見を行い、課題の解決が出来る人になりたいです。生徒会の活動を通して、学校生活の課題を発見して解決し、改善のために動く楽しさを知ったので、社会に出てからも実践し続けたいです」(中村さん) 「私も具体的な職業は、まだ模索中ですが、判断力を持って地球の課題の解決に貢献出来る人になりたいです。生徒会の役員として、3年間活動して来ているのですが、組織内で自分がどのように動くのかを考える機会が多くて、私に今、いちばん足りていないのは、いろいろな情報を多角的に見て、それを考慮して判断を下すことだと思っています。そのため、将来は、自分が関心のある『SDGs』など、地球の課題のために判断力を持って行動する人になりたいです」(菊池さん) 「私の夢は、小学生の時から変わっていません、生き物がとても好きで、小学生の時に、あるノンフィクションの本を読んで、ペットの殺処分があることを初めて知りました。その時から使命感に駆られて、中学校の卒業研究や、保護犬カフェに行って調べるなどしました。将来は殺処分ゼロと、動物と人間が幸せに共存できる社会をつくることが目標です」(松崎さん)
<なんでも課外授業>
「学校ではあまり教えてもらわないかもしれないこと」を
ゲストを招いて色々と教えてもらうコーナー。
今週も「番組OG」の凱旋!映画やドラマで大活躍中、
女優の山口まゆ(やまぐち・まゆ)さんを迎えました。
山口まゆさん
2000年生まれ、東京都出身。フジテレビのドラマ「昼顔~平日午後3時の恋人たち~」でデビュー。その後「アイムホーム」「コウノドリ」「リバース」「駐在刑事」「相棒 劇場版Ⅳ」など、数々の話題作に出演。去年は、長渕剛さん主演の映画「太陽の家」に出演し、話題となりました。「ハイスクール・ア・ゴーゴー」には、高校生サポーターとして2017年から2019年まで出演。撮影で忙しい時間を合間を縫って受験勉強に取り組み、見事、第1志望の大学に合格。現在は芸能活動と大学生活を両立されています。2月5日には、主演映画「樹海村(じゅかいむら)」の公開が控えています
- 石井大裕アナウンサー
- 女優としてデビューして7年ですね。「演じること」について、いかがですか
- 山口まゆさん
- 「演じていること」がだんだん当たり前になってきていて、逆に役に入っていない時間や、学校に行っている時、「どう居たら良いのだろう」と、自分を分析したりします。職業病ですかね。写真を撮影する時などに「素の自分を出してほしい」という注文があると、とても戸惑いますね。やはり、演じる役があると、そこに身を任せられるのですが、自分の素のままだと「どうしよう・・・」となってしまい、「演じるのが当たり前になっているのだな」という感覚があります。与えていただいた役を認識し、しっかりと演じ切ることを考えるようになってからは、自分との使い分け、スイッチの切り替えが難しくなって、コントロールをするのが大変ですね
- 石井大裕アナウンサー
- 最後に、コロナ禍で頑張る高校生の皆さんへ一言、お願いします
- 山口まゆさん
- いろいろな状況の中で大変なこともたくさんあります。いつかコロナが終息した後の楽しいことの予定を、今からたくさん立てて、今の状況を乗り越えていただけたら嬉しいです。これから、たくさん楽しんでください
富士見高等学校の皆さん、学校生活の充実ぶりと、
自らの学校が大好きな様子を実感しました。
山口まゆさんと、山田杏奈さんがダブル主演を務める
映画「樹海村(じゅかいむら)」が、
来週の金曜日・2月5日に公開されます。
監督は、世界を席巻するジャパニーズホラーの旗手、
清水崇監督です。
去年、高校生を中心にSNSで話題を集め、、
動員数110万人を突破した大ヒット映画
「犬鳴村」の第2弾です!
2月5日・金曜日、「新宿バルト9」「渋谷東映」
「ユナイテッドシネマ豊洲」「TOHOシネマズ六本木ヒルズ」
「TOHOシネマズ ららぽーと横浜」「MOVIXさいたま」など、
全国の映画館でロードショー公開されます。
詳しくは「樹海村」で検索して、映画館でご覧になって下さい。
番組は、下記のバナーをクリックして、
radikoのタイムフリーでお聴きください!
放送後1週間以内、聴くことが出来ます!
美空さんにとって、番組の先輩であり、
女優として「憧れの存在」でもある山口まゆさん。
直にお話しを聞くことが出来て、いろいろ学び、
また一歩、成長したようです。
新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、
「緊急事態宣言」が発出されています。
今後、出演者の変更などの恐れもありますが、
番組は、スタジオ、取材先など全てにおいて、
じゅうぶんに感染対策を行いながら、
制作を進めてまいります。
皆さんも、手洗いやうがいなどの感染防止策を
励行しましょう!
これからもよろしくお願いいたします。