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マスクの中で口が開いていませんか?

森本毅郎 スタンバイ!

緊急事態宣言が再び発令され、まだまだ先の見えない新型コロナウイルスとの闘い。私たちのマスク生活も、もう一年近く続いています。そこで今日は、続くマスク生活で見逃せない問題についてのお話です。「森本毅郎・スタンバイ!」(TBSラジオ、月~金、6:30-8:30)7時35分からは素朴な疑問、気になる現場にせまる「現場にアタック」!!今日1月18日(月)は、『マスクの中で口が開いていませんか?』をお届けしました。

 

近堂かおりの現場にアタックhttp://radiko.jp/share/?sid=TBS&t=20161010040012

radikoで放送をお聴きいただけます(放送後1週間まで/首都圏エリア無料)

 

★口角が下がり、ほうれい線が深く、ブル顎に!

まず、一つ質問です。いまマスクしているみなさん。「マスクの中で口が開いていませんか?」マスク生活で口が開きがちな現状について警鐘を鳴らす、福岡市のみらいクリニック・院長、今井一彰先生にお話を伺いました。

今井一彰先生
「やはり普段マスクをしていないときに比べると、口が開いてしまう、あるいは口で息をしてしまう、という方が多いようです。人と会わなかったりしますよね、しゃべることが少なくなっちゃったりとか。そうすると、自分自身で表情作らなくてよくなるわけです。で、使わない筋肉っていうのは衰えていっちゃうので、表情筋が衰えてしまったりとか、咀嚼筋などが衰えてしまって、そのまんま口が開いてしまったりとか、あるいは口角が垂れ下がったりとか、ほうれい線が深くなっってしまったり、顔がむくんでしまったり、あるいは下顎のところがたるんできてしまって、ブルドッグみたいな、ブル顎になってしまう可能性もあります。良かれと思ってしているマスクによってそういう変化が起こるということを知っておいて頂きたいですね。」

実際、苦しいので口が開いちゃいますよね、と今井先生もおっしゃいます。例えば、走ったあと口を開けてぜいぜい息をしますよね?これは、大量の空気を取り入れようとして口を開けて息をする。また、暑いときは、体の熱を逃がすための防衛反応で、自然に口を開けて息をする。つまり、マスクをすると「息苦しくて、暑くて」口を開けて口呼吸してしまうのです。実は自然な反応。

しかし、マスクで口元が隠れると表情を作らなくなりがちで、筋肉を使わなくなってしまうんです。そうすると、表情筋や咀嚼筋が衰え、ますます口が開いたままになり、そうした状態が続くと、見た目がだるんと、変わってきてしまうのだそう・・・コワい!大人はまだいいです、動かせばいいんだから、と今井先生。子供は歯並びにまで影響するのでかなり深刻、ということでした。

★予防のマスクが、免疫力を下げてしまう!?

しかし、大人にとっても深刻なのは、見た目だけの問題ではないからなのです。再び今井先生

今井一彰先生
「しっかりと鼻で呼吸することによって、ウイルスだとか雑菌に対して、それを不活化する効果があるわけですけれども、口で息をしてしまうとそのままダイレクトに肺に入ってしまいますから、やはり体にとっては良くない呼吸だと言えます。乾燥した空気などを取り込むわけですから、気道などが乾燥してしまって、本来の免疫力を発揮できなくなってしまう。感染症を予防していると思っているのに、感染症に対して免疫が下がってしまう、ということがあるわけですね。マスクをしているからこそ、意識して口を閉じて、さらに感染の意識を高める、ということが大事だと思います。これね、ほんとに大事なんです。やっぱり昼間開いている状態が多ければ、それは夜はもっと開いてるはずですから、無意識の状態ですから。」

口を開けて口呼吸してしまうと、気道が乾燥し本来の免疫力が発揮できない!つまり、マスクで予防しているつもりが、かえって免疫力を低下させてしまうことにつながってしまう・・・これは、本当に怖い話です。しかも、昼間に開きがちになっている口は、夜はなおさら開いている、としたら!いま、私たちの口は一日中開きっぱなし!それでは免疫力は低下する一方になってしまいます。

★口が開きやすくなってるか?チェック!

これは、今日、今からなんとかしなければ!です。ということで、自分の、口を閉じる力は大丈夫か確認する方法と、対策を教えて頂きました。

今井一彰先生
「口を閉じているときに、ご自分の舌先がどこにあるのか、というのを意識していただきたいんです。舌先が上あごにピッタリ付いている、というのが、正しく口を閉じることができて、鼻呼吸できている、という状態です。舌の先が歯の裏に当たっていたりとか、どこにも当たっていない、という状態というのは口が開きやすくなってしまっていて、口呼吸に陥ってしまうリスクがとても高いんですね。なので、舌先を上あごに付けておく、まず意識を持っていただくことが大事です。普段から口が開き気味の方はですね、上あごに少し付けておくだけで、かなり舌が疲れるという風な、感じ方が出てくると思います。人間ね、重力に必ず負けちゃうので、それに抗うためにやっぱり、鍛え続けないといけないですね。」

自然に口を閉じたとき、舌先がどこにある?舌の筋力は衰えてませんか?日々、意識して口を閉じ、舌先を上あごに付けておく。舌も筋肉ですから、筋トレで対策できるのです!例えば姿勢も、意識的に姿勢を良くすることによってその姿勢がつくられますよね。それと同じだそうです。そして、もともと舌先が上あごに付いているよ、という方は、今井先生考案の体操で、筋力のキープを。「あいうべー」体操という、口と舌を大きく動かす体操です。

マスク生活だからこそ、口を閉じて免疫力を下げないように気をつけねば、ですね!