TBSラジオ
『TOMAS presents High School a Go Go!!』(毎週・月曜夜9時~9時30分)
「High School a Go Go!!」は、「学校」を取りまく
いろいろな話題にスポットを当てて、高校生の興味ある話題や悩み、
そして疑問などを直撃取材する「高校生活応援プログラム」です。
ハイスクール・ア・ゴー・ゴー、通称「ハイゴー」です。
▼メインパーソナリティ:TBSアナウンサー・石井大裕
▼2021年1月11日(月) 放送後記
スタジオは、高校3年生の谷本魁渡(たにもと・かいと)くん、
高校1年生の美空(みく)さんとお送りしました。
<高校生の主張>
毎週、番組レポーターが各地の高校にお邪魔して、
直撃インタビューをする「高校生の主張」のコーナー。
新年最初に紹介するのは、東京・杉並区にあります、
「國學院大學久我山・中学高等学校」です。
野球部、サッカー部、バスケットボール部をはじめ、
全国レベルの部活動も多く、文武両道を掲げ、
進学校としても知られています。「男女別学」です。
キャッチフレーズは、「きちんと青春」。
今週も國學院久我山の「バスケットボール部」を取材しました。
大学生レポーターの小林萌夏がお話しを伺ったのは
バスケットボール部のこちらの3名です。
石坂悠月(いしざか・ゆづき)くん
~3年生 パワーフォワード 身長195センチ
末次琉良(すえつぐ・るい)くん
~2年生 キャプテン ポイントガード 身長175センチ
柳田大斗(やなぎた・だいと)くん
~2年生 センター 身長199センチ
小林萌夏レポーター
- 國學院久我山高校は「文武両道」の学校として知られています。学校の特徴を教えてください
- 生徒の皆さん
- 「(國學院久我山高校は)男子部と女子部で校舎が違います。男子部と女子部が関わるのは文化祭や体育祭で、それ以外はほとんど関わることは無いです。(最寄駅からの)通学路も別です」(末次くん) 「(國學院久我山高校は)いろいろなクラスに分かれています。『STクラス』は、特進クラスで国公立の大学を目指しています。さらに、自分たちのようにスポーツ推薦で高校に入学した生徒が在籍するコースがあります。他には、中学生の時に受験して高校から入ってきた生徒のクラスが文系と理系に分かれています。中学校からそのまま上がってきた生徒も文系と理系に分かれています」(柳田くん) 「自分が入学して一番驚いたのは『寒稽古』という行事です。これは主に男子の行事で、午前6時に体育館やグラウンドに集合して、(体育の授業で)柔道を選択している生徒は柔道、剣道を選択している生徒は剣道の稽古を行います。男子全員で剣道の場合は素振り、柔道の場合は受け身を練習し、寒い中で精神力と体力を鍛えることが目標の行事です」(石坂くん)
小林レポーター
- 皆さんの将来の目標や、就きたい職業を教えてください
- 生徒の皆さん
- 「自分の目標として、まず一番は、大学のバスケットボール生活で日本一を目指し、個人としても大学で活躍できるようなプレイヤーになりたいと考えています。『アンダー16』の日本代表にも入らせていただいているので、引き続き『アンダー20』や『アンダー22』にも入って活躍したいです」(石坂くん) 「将来はバスケットボールに携わる仕事に就きたいなと思っています。少しでも、日本のバスケットボールに貢献できればなと考えています」(末次くん) 「自分は大学でバスケットボールを続けて、上のレベルを目指したいと思っていますが、将来の職業としてはゲーム会社に就きたいと考えています。今の大人を含めて、未成年でもスマートフォンのゲームを、けっこうやっていますが、そうした方向から、皆が楽しく生活できるようにしてゆきたいです」(柳田くん)
<なんでも課外授業>
「学校ではあまり教えてもらわないかもしれないこと」を
ゲストを招いて色々と教えてもらうコーナー。今週も
俳優の八嶋智人(やしま・のりと)さんを迎えました。
八嶋智人さん
奈良県のご出身。奈良女子大文学部付属小学校・中学校・高等学校から、日本大学文理学部に入学。早稲田大学の演劇サークルに所属していた、高校の同級生、松村武さんらと劇団「カムカムミニキーナ」を結成。その後は、舞台はもちろん、1990年代半ばからは、テレビドラマでも活躍。木村拓哉さん主演の人気シリーズ「HERO」、NHK大河ドラマ「新撰組!」など様々な作品で存在感を発揮。また、フジテレビ「トリビアの泉」などテレビの司会者としても活躍。舞台、テレビドラマ、映画などで引っ張りだこの役者です。コミカルからシリアスまで幅広い役柄をこなす演技力に定評があります。
- 石井大裕アナウンサー
- 松村武さんという同じ志を持っている高校時代の同級生がいたというのは、八嶋さんにとって大きなことでしたね
- 八嶋智人さん
- やっぱり人と人って「ご縁」ですね。高校生の仲間で、「仲良しグループ」とは別のグループもありますよね。どちらかというと、松村武くんと僕は別々のグループでした。僕がいたのは目立つことをするグループで、松村くんがいたのは頭の良いグループでしたね。最初は(演劇に)興味が無い思っていたのですが、中学や高校の時にクラス単位で芝居をやった時に、(松村くんが)頭が良いグループなのに、けっこう面白く(演劇を)やっていました。僕が中学から高校にかけての頃、大阪市内の「扇町ミュージアムスクエア」という小さいながらもいろいろな人が集まる劇場がありました。僕は、そこに出演している「南河内万歳一座」の芝居が好きで、高校生になって奈良から観に行くようになりました。ただ、一人で観に行くのもつまらないし、不安だった時に、松村くんを誘ったら「行く」と言って、そこから、そんなに友達でもないのに始まった、演劇を介した二人の不思議な関係なんです。そして、どんどん続けて、劇作家としても演出家としても力を付けて、劇団の外でも公演を行うようになり、今の僕は、彼の作品を体現する劇団の中の一員です
- 谷本魁渡くん
- 八嶋さんは作品の中で、「自由」なようで、居なければ作品が成立しないとまで思える存在です。どうしたら、そうのような存在になるのでしょうか
- 八嶋智人さん
- 良いカメラマンと、良い監督に恵まれているからです。僕は、ただ、演じれば良いんです。台本に書かれていることをイメージして演じたら、それを上手に撮ってくれたり、各々が各々の仕事をして上手く行けば、それが良い作品になります。一人では絶対にできません。己の考えていることなど、その芝居全体を「100」としたら「8」くらいではないでしょうか。残りの92は他の人が考えて、初めて100になるのではないでしょうか。その「8」の中を「120%」考えて努力しなければならないですし、他のセクションのかたに感謝します。僕たちは「いいとこどり」なんです。いろいろなスタッフさんが、それこそ僕たちが寝ている間も準備して準備して準備して準備して、最後の一番目立つところで演技をしているだけなので、残りの準備をしてる方がいないと、いくら演じても放送されなければ誰も観てくれないですよね。こうしたことは、大昔から言われてきたけれど、頭でわかっていることと、心が本当に馴染むまでに時間がかかるから、いろいろな経験をした方が良いです。いろいろな場所に出向いていって、それぞれのルールの中でやればよいのではないでしょうか
将来の目標を明確に持っている國學院大学久我山高等学校の
バスケットボール部の皆さん。
勉学も部活動も頑張ってくださいね!
八嶋智人さんには、二週にわたり「熱い話」を
聞かせていただきました。
番組は、下記のバナーをクリックして、
radikoのタイムフリーでお聴きください!
放送後1週間以内、聴くことが出来ます!
来月、八嶋智人さんが出演される舞台
「喜劇 お染与太郎珍道中」が上演されます!
出演は、八嶋智人さんのほか、渡辺えりさん、
太川陽介さん、宇梶剛士さん、西岡徳馬さんら、
豪華キャストが勢揃いです!
会場は、東京・東銀座の「新橋演舞場」で、
2月1日から2月17日まで上演されます。
チケットに関するお問合せは「チケットホン 松竹」
電話0570 000 489までどうぞ。
スタジオに、今回の高校取材を担当した、大学生の
小林萌夏レポーターが挨拶に来てくれました!
この春で初出演から一年となる美空さんの成長ぶりに
大いに感心していました!
新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、
「緊急事態宣言」が発出されています。
番組は、じゅうぶんに感染対策を行いながら、
制作を進めてまいります。
皆さんも、手洗いやうがいなどの感染防止策を
励行しましょう!
これからもよろしくお願いいたします。