お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

放送中

放送中


  • 放送ログ

ピサの斜塔ってなんで傾いているの?

檀れい 今日の1ページ

檀れい 今日の1ページ

女優の檀れいが毎回、その日にまつわる話題や風物詩などを交えてお届けする「檀れい 今日の1ページ」。今日は、「ピサの斜塔」をご紹介しました。

今から31年前の今日、1990年1月7日。イタリア中西部、トスカーナ州「ピサ」にある世界遺産「ドゥオモ広場」の「ピサの斜塔」が立ち入り禁止になりました。塔の傾斜が進んでしまったことによる改修工事を行うためです。

世界的な観光スポットでもある「ピサの斜塔」の建設が始まったのは1173年のこと。海洋拠点として栄えた「ピサ共和国」の宗教施設「大聖堂」の「鐘楼」としてつくられました。ただし、完成したのは1372年。なんと199年後のことでした。実は着工して、すぐに地盤が弱いことがわかり、塔が傾きはじめてしまったからなのです。

斜めに傾いたままで完成した塔は、大理石で作られた8階建て。直径20メートルほどの円柱形で、高さはおよそ55メートル。鐘のある最上階までは300段近くの階段を昇る必要があります。さらに想像以上に傾いているうえ、800年の歴史で大理石はすり減ってツルツルだそうで、7歳以下の子供は入場不可となっています。

傾いたままの塔は長い歴史の中で、少しずつ傾いていき20世紀に入ると、地下水の汲み上げの影響でさらに悪化。崩壊の恐れがあったため、1990年から改修工事をスタート。そして、2001年に工事は完了しました。関係者いわく「今後300年は大丈夫」とのことで、さらに最近は少し傾斜が戻っているとの報道もあります。

ちなみにガリレオが、重力の実験をピサの斜塔で行なったという有名なエピソードがありますが、どうやらあれは後世に創作されたものとも言われているそうです。


ラジオは、AM954kHz、FM90.5MHz。
パソコンやスマートフォンでは「radiko」でもお聴きいただけます。