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狂気じみた福士誠治さんの声が、最後は舞台を見ているような感覚に!【それから】(後篇)

ラジオシアター~文学の扉

毎週日曜、夜9時からお送りしている
【ラジオシアター~文学の扉】

今週は先週に引き続き、俳優の福士誠治さんをゲストにお迎えして、夏目漱石の「それから」後編をお届けしました。
さて先週は、三千世と代助の妖艶な雰囲気が漂う中、前編が終わり「この後どうなるの?」とドキドキされた方も多いのではないでしょうか?

今回の配役は、三千世・語り・梅子を中嶋朋子さん、代助・平岡を福士誠治さんが演じます。
梅子と平岡のコミカルなコミュニケーション。
そして 三千世の怯えながらも力強い声と、代助のオーバーにひっくり返るような声の対比が、面白いので注目です。

後半、徐々に追い込まれ狂気じみた福士さんの声が、最後は舞台を見ているような感覚に陥りました。
女性目線からしてみたら、しっかりしろ代助!最後まで貫き通せ!と、声が出てしまいそうですが、この危うく脆い感覚に人間臭さを感じました。

対談で、福士さんは「初恋の失恋の時にどうしたらいいのかパニックに…。そんなどうしようもない気持ちを思い起こさせる物語」と話されていました。
そして「福士さんの感想が面白い!」と中嶋さん。

福士さんは最近、舞台の演出も手掛けており、演出をやってから台本の読み方が変わったそうです。
そして、“いらない役などない、「代助」をフューチャーする時に他の役も読んでみよう”という読み方に変わったということでした。
私もこれから女優の仕事を頑張っていきたいので、今回福士さんのお話を聞いて「なるほど」と勉強になることが多かったです。

グッと濃密な世界観を表現してくれた福士さんに、最後に中嶋さんが「ぜひ次も遊びに来てほしい」と一言。 次回の出演が今から待ち遠しい!

by 高尾美有

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