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冬の陽だまりで聴きたい台湾インディーロック特集Part 2(高橋芳朗の洋楽コラム)

ジェーン・スー 生活は踊る

音楽ジャーナリスト高橋芳朗さんによる洋楽コラム(2020/12/24)

『冬の陽だまりで聴きたい台湾インディーロック特集Part 2』

冬の陽だまりで聴きたい台湾インディーロック特集Part 2http://radiko.jp/share/?sid=TBS&t=20161010040000

radikoで放送をお聴きいただけます(放送後1週間まで/首都圏エリア無料)

 

高橋:本日はこんなテーマでお届けいたします! 「冬の陽だまりで聴きたい台湾インディーロック特集Part 2」。

スー:「Part 1」はいつでしたっけ?

高橋:「冬の陽だまりで聴きたい台湾インディーロック特集」の第一弾は今年1月31日。その前、2018年12月14日に「まったり聴きたい最新台湾インディーロック特集」をやっていますね。

スー:じゃあ通算で3回目なのね。

蓮見:音楽コラムが木曜日に引っ越してきてからは初めてですね。

高橋:台湾インディーもここ数年でぐっと注目されるようになりましたけど、まだまだ聴く機会は少ないですよね。

スー:韓国のインディーロックやシティポップはだいぶ耳にするようなったけどね。

高橋:そんなわけでここ数ヶ月でリリースされたものを中心におすすめの台湾インディーロックを4曲紹介していきたいと思います。一曲目は、The Fur.の「Oh Why」。12月10日にリリースされたセカンドアルバム『Serene Reminder』の収録曲です。このThe Fur.は2016年に結成された男女デュオ。2018年12月の台湾インディーロック特集でも取り上げているので覚えている方も多いのではないかと。基本的に前作の路線を踏襲した清涼感あふれるギターポップですが、よりキャッチーに洗練された印象があります。

M1 Oh Why / The Fur.

 

スー:かわいらしいねー。

高橋:蓮見さん、陽だまり感あると思いません?

蓮見:ありますねー。でもちょっと夜な感じもしていて。彼女をサッカーの試合に連れて行ったんだけど、やっぱり彼女のことが気になりすぎて試合に集中できないみたいな。

スー:あー、いい! いいシチュエーション思いつくね!

蓮見:そのふたりがいるスポットだけが陽だまりになっているみたいな……ごめんなさい、ちょっと妄想が(笑)。

高橋:このコーナーを通じて蓮見さんの妄想家としての才能がすっかり開花しました(笑)。

スー:彼女は一生懸命応援してるのよね。だけど隣が気になって仕方がないという。

蓮見:いやー、いい曲!

高橋:二曲目は、先週水曜日のTBSラジオ『アフター6ジャンクション』でスタジオライブを披露したHuan Huanの「Lauren」。11月20日に日本盤がリリースされたデビューアルバム『Water Can Go Anywere』の収録曲です。Huan Huanは2017年にデビューした男女混成の3人組バンド。バンド名は漢字表記で「緩緩」と書くんですけど、そのグループ名通りの穏やかなフォークサウンドが特徴です。ボーカルでソングライターのココ・シャオによる透明感のある歌と美しいメロディも含めて、まさに陽だまりで聴きたいサウンドのジャストなイメージなのではないかと。

スー:パンダっぽいね。「ホァンホァン」って。

高橋:これは音楽的に蓮見さんがどんな妄想を披露してくれるのか非常に楽しみです(笑)。

M2 Lauren / Huan Huan

 

高橋:めちゃくちゃかわいいでしょ?

スー:かわいい!

蓮見:かわいいですねー。かわいいかわいい!

高橋:僕はこういう甘酸っぱい曲が大好きで。どうしてもそういう傾向のものを選びがちだから、蓮見さんの妄想も自ずと甘酸っぱくなってくるという。

蓮見:甘酸っぱくなりますよね。この曲は横浜中華街を彼女と歩きながら肉まんをほおばっている感じ?

高橋:アハハハハ! ちょっと中華風な旋律も入ってましたもんね。

スー:Huan Huan、Spotifyのアカウントさっそくフォローしました! めちゃくちゃかわいいよねー。ちょっと湿度があるところがまたいい!

高橋:好評でうれしいです! 続いて三曲目はSunset Rollercoaster(落日飛車)の「Under The Skin」。10月30日にリリースされたサードアルバム『Soft Storm』の収録曲です。Sunset Rollercoasterも以前にこのコーナーで紹介済みですね。2011年にデビューした5人組バンド。すでに何度も来日公演を行っていることもあって現状日本で最も人気のある台湾インディーバンドといってもいいでしょう。彼らは以前より日本のシティポップとの親和性が指摘されていて、メンバーもはっぴいえんどからの影響を認めていたりするんですよ。これから紹介する曲はこれまでの作品中でも最も日本のシティポップ要素が色濃く反映されているのではないかと思います。

M3 Under The Skin / Sunset Rollercoaster

 

高橋:この心地よいメロウネス……まさに陽だまりでまどろみたい感じですよ。

蓮見:この曲、ドライブ感ないですか?

スー:ある!

蓮見:木更津方面から海ほたるに向かって車を走らせて……「海ほたるに寄ろうかな?」と思ったんだけど、あえて寄らないで海底トンネルを走り続ける。窓を開けると風の音がうるさいから閉めきって、このゆったりしたメロウな感じを楽しみたい……「アウトレット、楽しかったな」なんて言いつつ(笑)。

高橋:木更津のアウトレット(笑)。これ、蓮見さん実際に行ってますね?

スー:具体的すぎるでしょ(笑)。

蓮見:フフフフフ……なんかね、シティな感じがしました(笑)。

高橋:では最後の曲にいってみましょう。Shallow Levee(淺堤)の「Dear Friends」(永和)。8月に日本でリリースされたファーストアルバム『The Village』(不完整的村莊)の収録曲です。Shallow Leveeは2016年にデビューした男女混成の4人組バンド。穏やかで朴訥としたボーカルとタイトなリズムセクションとのマッチングが絶妙なのでそのあたり注意して聴いていただけますと。

M4 Dear Friends / Shallow Levee

 

スー:展開がおもしろい曲だねー。ちょっと骨太なロック感も無きにしもあらずで。

高橋:最後のこの曲のみ歌詞が中国語でした。蓮見さん、いかがでしたか?

蓮見:「コーヒー一杯分だけ愚痴につきあうよ」って感じかな?

スー:アハハハハ、いい感じ!

高橋:この実体験に基づいていると思われるリアルな妄想(笑)。

蓮見:「コーヒー一杯分だよ? 言ってごらん?」みたいな(笑)。

スー:わかる! そういうイーブンな関係の相手とのちょっとヒリヒリした感じもありつつのやつ!

高橋:蓮見さんと奥様との甘酸っぱい日常が垣間見れますな。

スー:妄想じゃなくてほぼ現実だからね(笑)。

蓮見:まあね。半々かな?(笑)

高橋:フフフフフ。今日紹介した4曲はすべてミュージックビデオもキュートな作りになっているのでぜひYouTube等でチェックしてみてください!