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続々とオープンする、民間PCR検査センター

森本毅郎 スタンバイ!

今日は続々オープンする民間企業のPCR検査場について。12月4日には新橋駅前に、税別2900円の検査センターがオープン。保健所や医療機関の検査と違って、安く、しかも無症状でも気軽に検査を受けられるとして予約が殺到しています。

「森本毅郎・スタンバイ!」(TBSラジオ、月~金、6:30-8:30)7時35分からは素朴な疑問、気になる現場にせまる「現場にアタック」!!今日12月21日(月)は、『続々とオープンする、民間PCR検査センター』というテーマで取材をしました。

 

近堂かおりの現場にアタックhttp://radiko.jp/share/?sid=TBS&t=20201221073824

radikoで放送をお聴きいただけます(放送後1週間まで/首都圏エリア無料)

 

★今日、歌舞伎町店オープン!

新橋駅前の検査センターは不動産・建設大手の木下グループの事業ですが、この混雑を受けて、今日、新しい動きがあるそうです。広報担当の方のお話です。

木下グループ広報担当者
「私たちがちょっと想定していた以上のお客様にご予約いただきまして、うちは無症状の方を対象にした検査センターなんですけども、無症状でもやはり、ご自身の状態が気になる方というのが、想像以上に多いという風に感じております。一日平均だいたい750件くらいでしょうかね、休日も平日も関係なく埋まっておりますので、ここまでか~、という感じでございます。新橋店もかなりの方々がいらっしゃっておりますので、私たちも検査体制を拡充できれば、という風に思っておりまして、新宿の歌舞伎町に、12月21日、本日開業することにいたしました。新橋の場合は同じ時間に居られる方は5人だったんですけど、新宿に関してはブースを8つに増やしまして、1時間あたりに検査できる人数を増やしました。」

12月4日に新橋駅前に、そして今日!歌舞伎町にオープン。需要が多いということで、今後も拡充して、都内6店舗にしたいということでした。

とにかく安くて気軽なところが便利で、『ネットで事前に予約をして、検査センターに出向き、唾液の採取をする』だけ。検査センターに入ってから出てくるまで、わずか2、3分程度。そして、通常ならば、翌日には検査結果がメールで届く、という流れで簡単。

こうした民間企業のPCR検査センターは増えていて、12月10日には東京駅前に、税別1800円の検査センターが、開業。こちらは、理化学研究所の関連企業が運営するものですが、やはり予約殺到。開業2日で、より広い施設に引っ越しをしたほどでした。

★なんでPCR検査を受けたの?

どの施設も殺到している民間企業のPCR検査センターですが、みなさん、なんでPCR検査を受けるのでしょうか?木下グループの新橋の検査センターで、実際に検査を受けに来た方々に聞きました。

40代男性
「結構出張が多くて札幌とか大阪とか行ってたんですよ。それなので、念のためPCRだけでも、っていうことですかね。」
女子高生
「1月から留学する予定で、高校生です。陰性証明書というのを出さなきゃいけなくて、それで検査受けに来ました。」
30代男性
「年末に帰省のためですね。90歳代のおばあちゃんがいるんで。2月に結婚して、ずっと帰れてないので。年末もまだ、迷っていて。」
40代女性
「私2回目なんですけど、はい先週も運よく予約が取れたので。人に感染させたくないっていうのが、一番強いですね。韓国とかでドライブスルー検査やってるのとか、私外資系なんですけど、本国とかはそういうのやってるし、そういうの見て、すごくうらやましくて。個人でできるところが始まってすごくありがたいと思ってます。」

感染が深刻な地域に行ったとか、留学のため陰性証明が必要とか、帰省のためとか、また、さしあたって必要ではないけれど、人にうつしたくないので、という人も少なくない。お話を聞いていると、「ずっと受けたかった」という人が多かったのが印象的でした。

★医療機関の検査と違っても、受けておきたい!

ただ、こうした民間の検場センターは、医療機関の検査と何が違うのか、それでも多くの人が来るのはなぜか?再び木下グループ広報担当の方に伺いました。

木下グループ広報担当者
「今回のPCR検査センターに関しては、問診ではなく、医療行為ではないところが違いでございます。お医者さんが最終的に結論を出すことを、診察とか診断と言いますので、民間の検査の場合は、陽性になっ場合でも「陽性疑い」「感染疑い」ということで、検査結果をご連絡しております。もし渡航証明が必要な場合は、お医者さんの問診を受ける必要があり、追加で6千円をお支払い頂いて、問診を受けられるコースを選んでいただくこともできます。やっぱり、ずっとコロナだからといって家にこもったままではいられないじゃないですか。少しずつ経済活動をする中でも、自分の健康管理をしようという意識の高い方が多いんだと思います。」

使っている検査キットは国指定のもので木下グループ傘下の病院でも使っている精度の高いもの。しかし、保健所や病院と違って、民間企業のPCR検査は、医師の診断がないので、医療行為として陰性・陽性を確定診断する公的証明にはなりません。

だから、陰性と出た方でも、出張のための陰性の渡航証明をもらう場合は、この検査センターでは、プラス6千円で医療診断を受けて、医師の証明を受ける必要があります。

一方、陽性疑いの方は、速やかに保健所や発熱外来に連絡して、確定の検査・診断を受ける必要があります。

ある意味、二度手間で面倒ではありますが、みなさんそこを理解したうえで、それでも念のため受けておきたい、と。

結局、保健所や医療機関の検査は、症状があるか検査の必要がある人だけ。留学などのための陰性証明を受ける場合は、医療機関だと自由診療で割高。そういう国の検査体制の足りなさが、民間検査の混雑の背景にある、ということです。

国の検査体制が足りない、とずっと言われていて、今も足りない・・・。足りないままで良いとは思えませんが・・・。

二度手間だろうが、他ではなかなか受けられないんだから、民間の検査を受けたい!という人の多さを改めて実感した取材となりました。

近堂かおり

近堂かおりが「現場にアタック」でリポートしました。