女優の檀れいが毎回、その日にまつわる話題や風物詩などを交えてお届けする「檀れい 今日の1ページ」。今週は「筒美京平さんの名曲」をご紹介しました。
今年の10月7日。1960年代から3000曲近くの作曲を手がけた、作曲家で編曲家の筒美京平さんが、天に召されました。オリコンによりますと、作曲を手がけたシングルの総売り上げは、歴代1位の7560万枚以上。まさに、希代のヒットメーカーでした。そこで、今週は、筒美京平さんが手がけた様々な名曲をご紹介します。
1940年、東京で生まれた筒美京平さんは青山学院大学を卒業後、1963年にレコード会社に入社。洋楽担当のディレクターとして勤務していたそうですが、大学の先輩で作詞家の橋本淳さんの勧めで、作曲と編曲の道を進むことを決断します。
そして、今から52年前、1968年の12月に先輩の橋本淳さんとのコンビで作ったのが、いしだあゆみさんの「ブルー・ライト・ヨコハマ」でした。日本的なメロディーでありながらも、チェンバロを使うなど、筒美京平さんの編曲家としての才能も光った作品と言われています。
続いては、国民的人気アニメのテーマソング、宇野ゆう子さんの「サザエさん」
発売されたのは1969年の11月と51年も前ですが、今なお、多くの世代に愛されています。
ちなみに、筒美京平さんはサザエさんの4コマ漫画で、「ブルー・ライト・ヨコハマ」の大ヒットぶりが取り上げられたことが嬉しかったそうで、その4コマ漫画を保存していたそうです。
そして、筒美京平さんにとって、初のレコード大賞受賞曲となったのが、1971年に、作詞家の阿久悠さんとのコンビで発表した、尾崎紀世彦さんで、「また逢う日まで」でした。
ラジオは、AM954kHz、FM90.5MHz。
パソコンやスマートフォンでは「radiko」でもお聴きいただけます。