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スカッとする!「三国志演義」のクライマックス『赤壁の戦い』

檀れい 今日の1ページ

檀れい 今日の1ページ

女優の檀れいが毎回、その日にまつわる話題や風物詩などを交えてお届けする「檀れい 今日の1ページ」。今日は、「三国志演義」のクライマックス「赤壁の戦い」のお話でした。

ジョン・ウー監督による映画『レッドクリフ』。パート1 は、2008年に公開され、翌年2009年にパート2が公開されました。
この超大作は、中国の歴史小説『三国志演義』をもとにしたもの。スケールの大きなアクション映画でもありますが、金城武さんが諸葛孔明、トニー・レオンさんが周瑜を演じ、二人の天才が戦乱の世で結んだ友情もこまやかに描かれています。静かな夜、二人が向かい合って琴を奏で、何も語らず、互いの心を交わすシーンは、この映画の名場面のひとつです。
     
さて、この映画の「レッドクリフ」は、直訳すれば「赤い壁」。「三国志演義」のクライマックスシーンにあたる「赤壁の戦い」をさしています。
圧倒的な力を持った曹操が、孫権と劉備の連合軍に負けるという有名な戦いは、208年の12月15日の出来事とされています。

天下統一を成し遂げる勢いの曹操、その軍勢は20万。一方、孫権と劉備の連合軍は、わずか5万。この数字は諸説あるようですが、連合軍が圧倒的に劣勢だったという点は、事実です。しかし、この赤壁の戦いを制したのは、連合軍。それは、力ではなく作戦の勝利でした。
     
中国・長江の中流。連合軍の武将・黄蓋の船が、降伏して、曹操軍の船団に投降しようとしていました。喜ぶ曹操軍。しかし、これは作戦。黄蓋は、降伏するふりをして、10隻の船を、曹操軍の船に体当たりさせます。その船には、油を注いだ芝草が満載。火が放たれると、曹操軍の船も燃えあがり、陸上の陣営まで炎がおよんで、連合軍が勝利をおさめたのでした。この作戦は、「曹操が水上の戦いに慣れていないこと」や、「火を放つ際に有利な風向き」を、利用した作戦だと言われています。

また、この赤壁の戦いのために、諸葛孔明が、十万本の矢を調達した、というのも「三国志」の有名なエピソードです。霧が立ち込めたある日、太鼓を打ち鳴らしながら、曹操軍に近づくあやしい船。驚いた兵士たちは、矢を放って攻撃します。しかし、その船は、草の屋根がついた船でした。屋根に刺さった大量の矢は、すべて孔明のものに。
これも、すかっとする「三国志」のエピソードです。


ラジオは、AM954kHz、FM90.5MHz。
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