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【予報士が比較】30年前より暑くなっているのは本当なのか【音声あり】

ジェーン・スー 生活は踊る

番組お抱え気象予報士・増田雅昭さんの「聴くお天気コラム」。
今回のテーマは「観測なくして天気予報なし 未来の環境を考えるには”観測”が大事!」

今日は環境キャンペーンということもあり、30年くらい前と今のお天気を比較しつつ、未来の環境を考えました。

生活は踊る20160714

その①「紫外線の量は多くなっている!」
30年前と比べると、“紫外線”の量は多くなっている!
少し前に「オゾン層破壊」が騒がれて、スプレーの使い方に気をつけるようになりました。そういった効果もあってか、オゾンは増えているんです。オゾンが増えたことで、地上に届く紫外線が少なくなる…はずだった。なのに、紫外線の量は増えている。なぜ?

原因の一つは、大気中のチリ・ホコリが少なくなって、空気がキレイになったこと!
紫外線をカットするチリ・ホコリが無くなったことで、紫外線が多く降り注ぐようになった。空気がキレイになることは良いことだけど…このまま、空気がキレイになっていけば、今より日焼け止めが欠かせない状況になるのではないか。

その②「気温は”ゆるやか”に上がっている!」
1970年代と2000年以降を比べると、たとえば東京の場合、
35℃以上の日は、年間平均で2日→6日と増えて、確実に暑くなっている。
ただ、たとえば8月の30℃以上の日数は、1970年代が平均22日、2000年以降は平均23日。よく、「子供の頃は30℃超えの日はほとんど無かった!」なんて言う人もいるが、さすがにそこまで劇的に変化しているわけではない。人間の記憶はあてにならない。

◎未来の環境を考えるには、“観測”が重要。
今後も気温は上がっていくだろうが、人の曖昧な昔の記憶で物事を判断せず、客観的に判断することが必要。過去の観測データを見ることで、現状を把握し、未来の予測も出来る。「観測無くして天気予報なし」と言うくらい、将来の予測を立てるのに、観測は大事!

◎観測の重要性は法律にも現れている。
気象業務法というものがあって、“観測にまつわる罰則”がある。
観測器を壊したりすると、一番重くて、3年以下の懲役、100万円以下の罰金なんてことも。罰則を設けるほど、観測は大切ということ。

未来の環境を考えられるよう、今を把握するために、しっかり”観測”することが重要なんです!

生活は踊る20160714

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