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東京と埼玉の「放課後等デイサービス」の子供たちが畑体験で交流

人権TODAY

毎週土曜日「蓮見孝之 まとめて!土曜日」内で8時20分頃から放送している「人権トゥデイ」。様々な人権をめぐるホットな話題をお伝えしています。

今回のテーマは、「東京都と埼玉の放課後等デイサービスの子供たちが、畑体験で交流」について

担当:崎山敏也

11月21日(土)の朝、埼玉県川口市の放課後等デイサービス「ジャングルgym」と東京・北区の放課後等デイサービス「勉強レストランそうなんだ!!」を利用している子供たち、合わせて8人が施設の指導員と一緒に、シェア畑「蕨イーストファーム」に集合しました。シェア畑は畑を借りて、アドバイスを受けながら、野菜作りなどを楽しめる場所です。

川口市のシェア畑「蕨イーストファーム」

子供たちは「ジャングルgym」と「勉強レストランそうなんだ」の畑で、収穫できる野菜、種を植えたばかりの野菜、育ち始めた野菜といった状況に応じて、雑草を取ったり、大きくなるよう間引いたり、育ち具合をチェックしたりと、様々な作業を行っていました。

「ジャングルgym」では子供の特性を見て、畑仕事には向かない、という子供以外は、毎週土曜日、畑作業を課外活動として行っています。「勉強レストラン」のほうは希望者が月1回、一緒に作業して、その後、公園でお昼を食べたり、遊んだりして交流しています。

畑体験に付き添っている「勉強レストランそうなんだ!!」の指導員、浦田悠治さんは「草取りとか労働作業とか、本格的とまでは言えないんですけども、やっていく中で、食べ物に関する知識とか興味みたいなものを持ってもらえたら、いいかなと思います。収穫が本当に楽しそうで、私も一緒に収穫したいな、と思ってしまいます」と話します。また、西川靖規さんは「室内で過ごす子たちが多いので、やっぱり外に出てどういう行動をするのか、自然と触れ合ってる時にいつもと違う行動を見せてくれるっていうのが私は一番楽しみに見ています。収穫の時も私が、ハサミでこうやって切るんだよって教えたら、常に自分からチョキチョキっていっぱい持って帰って、すごい笑顔でこっちに来るので、そういうところを見られるのは楽しいです」と話します。収穫した野菜を家に持ち帰って、どんな夕食の献立にしたか、保護者の方も喜んで連絡帳に書いて来たりするそうです。

東京都北区にある「勉強レストランそうなんだ!!」の放課後等デイサービス

この畑体験はほぼ1年前に始まりましたが、新型コロナウイルスによる感染症の流行で最近まで中断していました。学校が休校していた4月、5月はデイサービスまで足を運ぶ子供が減り、「勉強レストラン」では宿題を自宅まで届けたり、オンライン教材も使って、通うのと同等の内容、料金の自宅支援サービスも行っていました。ただ、感染予防などで苦労や負担を強いられる一方、自宅支援で保護者とのコミュニケーションや理解が深まったのは良かったということでした。

一方、川口市の「ジャングルgym」は2年前にオープンしたばかりです。社会に出た時のための学習支援、自立支援だけでなく、工作にゲーム、音楽、運動、そして畑体験も含め、様々な課外活動を積極的に行っています。管理責任者の高橋和夫さんは「土いじりをさせる、実際に自分でものを作る、ということをさせてみたい、と思ったのが、始まりですね。お母さんたちも言うのは、今まで食べなかったものを、自分で作ったものだからって食べるようになった、みたいな、そういう変化もあるし、自分たちで作らなきゃいけないっていうので、今までの教室のイベント以上に積極的に自分からやる子供が多い。畑は本当にやって良かったなーっと思っています」と話していました。

「ジャングルgym」は、感染症の流行がなければ、もっといろんな課外活動を始めたかったそうで、アイデアはいっぱい持っています。おさまったら、「放課後等デイサービス」の利用者だけでなく、いろんな子供たちと交流させたいとも高橋さんは話していました。

障害のある子供のいる家族の事情は様々です。子供の特性も様々です。それぞれの「放課後等デイサービス」が、感染症対策で苦労しながらも、工夫をして、運営を続けています。

NPO法人勉強レストランそうなんだ!!(東京都北区)http://so-nanda.com/

ジャングルgym(埼玉県川口市)http://junglegym.main.jp/