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もやしのことを考える1日

檀れい 今日の1ページ

檀れい 今日の1ページ

女優の檀れいが毎回、その日にまつわる話題や風物詩などを交えてお届けする「檀れい 今日の1ページ」。今日は、「もやし」についてのお話でした。

11月11日。1が4つ並ぶ日です。
毎年ご紹介していますが〝記念日の特異日〟になっていますね。「お箸の日」に「煙突の日」「あの細い棒のお菓子の日」これらは 棒状のモノが4つという形からイメージされているので「象形文字」ならぬ「象形記念日」ということでしょうか。

今年はそれら多くある記念日の中から……「もやしの日」をピックアップしてお届けします。もやしの芽の部分の〝くるん〟と戻っているところは、アラビア数字の「1」の先端にも似ているので、ぴったりなセレクトだと思われます。どうでしょう。

さて「もやし」です。
値段も安く、茹でて良し炒めてよし、使い勝手のよい食材ですよね。1袋数十円。特売やセールでは10円やそれ以下で販売される物価の優等生、庶民の味方です。ささっと料理を作ろうかという時に「何かに使える」という…非常に漠然としていますが、安心感もありますね。〝足がはやく〟日持ちがしない、ということだけが難点です。

もやしの語源は「芽が出る」という意味の「萌え」が語源です。
『万葉集』にも使われている歴史ある言葉でもありますが、現在は「何かを愛らしく思う」「心がきゅんとしてしまう」「大好きである」そんな意味でも使われていますね。…言葉は時代とともに変わっていくものなのですね。

現在、国内で流通している「もやし」は主に3種類。
最も多く流通しているのは「はるさめ」などにも使われる「緑豆」の芽を使った「緑豆もやし」。現在では一般的なもやしですね。

「ブラックマッペ」と呼ばれる「黒い豆」を使った「黒豆もやし」。おせち料理に使われる黒豆とは異なりますが、細めでシャキシャキとした食感で、ひと昔前の主流。…たしかに、昔は、もやしといえばこれだった気がします。

大豆が発芽したものが「大豆もやし」。小粒の大豆を使ったものと大きな豆のものがあり、むしろ〝芽がついた豆〟とも言えますね。茹でた野菜をごま油であえる韓国料理「ナムル」でも使われ、歯応えもあって美味しいですよね。

そして、これ、大事なことです。
ほとんどの「もやし」は屋内で作られるいわゆる「工場野菜」です。
水だけを使い、日光を当てないという理由もあるのですが、天候に左右されず安定して供給できるメリットがあります。逆に一定数を常に生産するという企業努力の結果、もやしの値段は低く抑えられてしまうというジレンマもあるそうで、実際、もやしの生産者は窮地に陥っているという話もあります。
「もやしの日」の今日、みなさんも普段お世話になっている「もやし」のことについて考えてみるのもいいかもしれません。


ラジオは、AM954kHz、FM90.5MHz。
パソコンやスマートフォンでは「radiko」でもお聴きいただけます。