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あなたの街に電柱はある?ない?

檀れい 今日の1ページ

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女優の檀れいが毎回、その日にまつわる話題や風物詩などを交えてお届けする「檀れい 今日の1ページ」。今日は、国土交通省が行なっている「無電柱化」についてのお話でした。

11月10日は「無電柱化の日」です。
無電柱化とは、その言葉どおり、街中にある電柱を無くすこと。
景観の保護や防災の観点から2016年に成立した「無電柱化の推進に関する法律」への理解と関心を深めるために作られた記念日になります。

ちなみにこの法律では〝国や自治体は無電柱化の推進にふさわしい行事を実施するよう努める〟と、決められているそうで、若干、遠回りな表現になっています。これには理由があります。本来ならば、この時期を中心にシンポジウムなどが開かれているのですが、今年は、こういう状況なのでオンラインでの「Web会議」や「人数を制限したセミナー」に置き換えられている模様です。

では、電柱の何が問題なのか。
「防災面」では台風などで倒壊する可能性があります。電柱に架けられているのは、主に電気を通す電線のため、倒れたり断線した場合、停電だけではなく火災の恐れもあります。

昨年9月に関東を直撃した台風15号では千葉県内でおよそ2千本の電柱が倒れ、停電が長期間続きました。主な原因は風による飛来物が架線に引っかかったことだそうです。倒れた電柱が道を塞いでしまうと、車両も通れなくなり救助や復旧の妨げにもなってしまいます。

さらに、日常生活では「通行の安全性」の問題があります。
道路内に立っている電柱は、その分、出っ張っているため、自動車を運転する側も歩行者も電柱をよけなければならず、せまい道で交通量が多いと非常に危険になりますね。…こういうときは譲り合いが大切になりますね。ドライバーのみなさんはくれぐれも安全運転を心がけてくださいね。

そして「景観の保護」です。
海外に比べると、日本の「無電柱化」は遅れているという状況で、ロンドンやパリは100%という状況の中、東京23区内で8%というデータもあります。意外な低さです。ただ東京でも「センター・コア・エリア」とされる中核エリアでは 90%以上だそうで、たしかに都心で電柱を見かけることは少ないような気もしますね。

無電柱化とは具体的にどうするのか。
電柱には、電線や電話線やインターネット用の光ファイバーなどが架けられていますが、これらをガス管や水道管を敷設してある地下の溝に通すというのが基本です。

ただし、冒頭でお伝えした通り、道路は、国道、県道と、管理する自治体が異なり、電柱や電線を使うのは民間の業者でもあるので、非常に時間と費用がかかるそうです。単純計算で1キロメートルあたり数億円とも言われているので、無電柱化はまだまだ先になりそうです。みんなでよく話し合い、考えていくことが大事ですね。


ラジオは、AM954kHz、FM90.5MHz。
パソコンやスマートフォンでは「radiko」でもお聴きいただけます。