TBSラジオ
『TOMAS presents High School a Go Go!!』(毎週・月曜夜9時~9時30分)
「High School a Go Go!!」は、「学校」を取りまく
いろいろな話題にスポットを当てて、高校生の興味ある話題や悩み、
そして疑問などを直撃取材する「高校生活応援プログラム」です。
ハイスクール・ア・ゴー・ゴー、通称「ハイゴー」です。
▼メインパーソナリティ:TBSアナウンサー・石井大裕
▼2020年10月26日(月) 放送後記
スタジオは高校3年生の谷本魁渡(たにもと・かいと)くん、
高校1年生の美空(みく)さんとお送りしました。
<高校生の主張>
「新型コロナウイルス」の感染拡大を防止するため、5月や6月は
高校はもちろん、大学、中学校、小学校など、
ほぼ全ての教育機関で休校状態が続きました。
緊急事態宣言は解除されましたが、生徒の皆さんは、今年、
今までとは違う「日常」を過ごされていますね。
番組でも、2月以来、高校への直撃取材を見合わせてきましたが、
感染防止対策をじゅうぶんに行い、徐々に再開しています。
そして、学校側と感染防止対策について協議を行い、
部活動の取材を再開しました。
今週と来週、ご紹介するのは、東京・港区にあります
東洋英和女学院 中学部・高等部です。学院の標語に
「神から愛されて存在する私たちだからこそ、神を敬い、
互いに愛し合い、隣人のために尽くさねばならない」を掲げています。
今回は、大学生レポーターの小林萌夏が「英語劇部」を取材、
松浦友菜さん(部長、大道具・装置担当)
安藤舞花さん(演出担当)、小山結依さん(衣装・メーク担当)
圓山アミさん(照明担当)に伺いました。
小林萌夏レポーター
- 英語劇部は、どんな活動をしていますか
- 生徒の皆さん
- 「中学校・高等学校、総勢44名で活動しています。歌やダンス、演技を、全て英語で行っています」 「私は『装置担当』です。背景の幕や大きな階段など、比較的大きいものを製作しています」(松浦さん) 「私は、約25名の出演者の演技、歌、ダンスを見て指導する係を担当しています。歌い方や表情の見せ方など、ひとつひとつ丁寧に指導することを心がけています。台本も担当しています。英語での台本ですので、大変な面もあるのですが、ブロードウェイの動画をリスニングで聞き取り、文法などを気をつけて書いています。その後はネイティブの先生に添削していただいています」(安藤さん) 「衣装・メイクを担当しています。舞台で出演者が着る衣装を作ったり、舞台では顔があまり見えなくなってしまうので、舞台用の宝塚のような感じのメイクを実際に行っています」(小山さん) 「照明を担当しています。総勢11人の照明スタッフと一緒に、4階にあるスポットライトで、演技をする人たちを照らしています」(圓山さん)
小林レポーター
- 英語劇部の発表の場を教えてください
- 生徒の皆さん
- 「主に2月に行われる『楓祭』や、校内だけの発表になりますが『クラブ発表』という高校2年生の送り出しの行事があります。さらに、『仮入劇』という新入学の生徒がクラブを選ぶための劇を行っています」(毎年10月末に開催される「楓祭」で)今年は『アニー』を上演します。もうすぐ本番ですので、集大成に入っています」
<なんでも課外授業>
「学校ではあまり教えてもらわないかもしれないこと」を
ゲストを招いて色々と教えてもらうコーナー。今週は、
フリーアナウンサーの天明麻衣子(てんめい・まいこ)さんを迎えました。
天明麻衣子さん
横浜市のご出身。東京大学文学部を卒業後、NHK仙台放送局にキャスターとして入局。2年間、ニュースなどを伝えた後、外資系金融機関にアナリストとして勤務、その後、スペインに1年ほど滞在されました。帰国後、フリーアナウンサーとして活動を開始し、現在は経済番組のキャスターや、クイズやバラエティの番組への出演など幅広く活躍されています。著書に「東大・NHK・外資系金融で学んだビジネスで成果を出し続ける本物の勉強法」があります。
- 石井大裕アナウンサー
- どんな高校生でしたか
- 天明麻衣子さん
- 小学校と中学校が女子校でした。高校に入学して、初めて共学になりました。女子校は、私が少し引っ込み思案な性格でしたので、男子がいる学校よりは女子校の方がのびのびできるかなという両親の考えで女子校に9年間、通いました。男子生徒がいるのが初めての環境で、「電車の中みたい」と驚きました。東京大学に進学する人が多い学校でしたので、皆、とりあえずは(東大を)意識していました。ですから「一学年で何十人現役合格しました」という環境に入っていると、私も「受けようかな」というのはありました。私は、理系の科目がすごく苦手でした。文系で、特に活字、文字が好きでした。文系の科目は、自分でどんどん教科書や参考書を読みますが、理系の科目はなかなか勉強するモチベーションにならず大変でしたね
- 石井大裕アナウンサー
- 高校生の皆さん、特に受験生の皆さんに、アドバイスをお願いします
- 天明麻衣子さん
- 受験は、その時になってみないとわからないので、とにかく最後の瞬間まで自分を信じて行うのが良いのではないでしょうか。本当に今、コロナもあり不安だと思いますが、ある意味、皆さん、同じ条件でもありますので、自分が出来ることを精一杯やって、ポジティブな気持ちで臨んでもらいたいです
東洋英和英語劇部の皆さん、
とても丁寧な言葉遣いが印象的でした。
天明麻衣子さんには、高校時代の勉強法も伺いました。
天明麻衣子さんの著書
「東大・NHK・外資系金融で学んだ
ビジネスで成果を出し続ける 本物の勉強法」は
リンダ パブリッシャーズから販売中です。
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番組について詳しくは、下記のバナーをクリックして、
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エンタテインメントの世界で活躍する「大先輩」の
天明麻衣子さんを前に、緊張した美空さん。
いろいろと学べたようです。
10月が終わりますね。11月もよろしくお願いします。
今後も、感染防止に留意しながら、
番組の制作・取材を続けてまいります。
「ハイスクール・ア・ゴーゴー」は、
これからも高校生の皆さんを全力で応援してまいります。
よろしくお願い申し上げます。