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「ベルサイユのばら」にまつわるプロの仕事

檀れい 今日の1ページ

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女優の檀れいが毎回、その日にまつわる話題や風物詩などを交えてお届けする「檀れい 今日の1ページ」。今日は、「ベルサイユのばらにまつわるプロの仕事」についてご紹介しました。

今から227年前。1793年の10月16日は、フランス国王「ルイ16世」王妃「マリー・アントワネット」が処刑された日です。夫の「ルイ16世」と同様、群衆が集まった「革命広場」の断首台に乗せられたアントワネットは歴史に翻弄された37歳の短い生涯を閉じることになりました。

…池田理代子さんの作品『ベルサイユのばら』においてクライマックスとなるこの場面。繰り返し作品を読んだ檀さんにとっては、非常に重要な日でもあります。

政略結婚を繰り返すことでヨーロッパで大きな権力を持っていたハプスブルク家に生まれたアントワネットは14歳で当時の王太子「ルイ=オーギュスト」のちの国王「ルイ16世」のもとに嫁ぎます。

すでに財政難であったフランス。
民衆の不満は高まっていたことから「浪費家でわがまま」と描かれることも多いようですが、貴族側の立場からはイメージが異なり「聡明で美人かつ民主的」との見方もあるようです。

ここで話は変わって小説やフィクションについての考察です。

「Aという女の子が生まれ、成長し、年老いて一生を終えた」
→これではドラマにはなりづらいものです。

「Aという女の子が様々な努力をしたから夢をかなえた」
あるいは「Aという女の子がBという人物に出会い人生が変わった」
→こちらのほうが面白くなりそうですよね。

さらに言えば
「Aという女の子がBとは出会わなかったが、なぜか同じ人生を 過ごす、なぜなら、それは仕組まれていたから」となると複雑ですが、もっと面白くなりそうな気がします。

歴史的事実の中に、ひとり架空の人物を加えると史実と異なる結末になったり、史実通りだが経緯が異なったり、史実とフィクションを織り交ぜたドラマが生まれ、その架空のキャラクターが動き始めるのだと思います。

『ベルサイユのばら』で、池田理代子先生は、フランス革命という史実の中に「オスカル」という架空の人物、しかも男装の麗人を登場させました。まさに「プロの仕事」ですよね。


ラジオは、AM954kHz、FM90.5MHz。
パソコンやスマートフォンでは「radiko」でもお聴きいただけます。