TBSラジオ
『TOMAS presents High School a Go Go!!』(毎週・月曜夜9時~9時30分)
「High School a Go Go!!」は、「学校」を取りまく
いろいろな話題にスポットを当てて、高校生の興味ある話題や悩み、
そして疑問などを直撃取材する「高校生活応援プログラム」です。
ハイスクール・ア・ゴー・ゴー、通称「ハイゴー」です。
▼メインパーソナリティ:TBSアナウンサー・石井大裕
▼2020年10月5日(月) 放送後記
スタジオは高校3年生の谷本魁渡(たにもと・かいと)くん、
高校1年生の美空(みく)さんとお送りしました。
<高校生の主張>
「新型コロナウイルス」の感染拡大を防止するため、5月や6月は
高校はもちろん、大学、中学校、小学校など、
ほぼ全ての教育機関で休校状態が続きました。
緊急事態宣言は解除されましたが、生徒の皆さんは、今年、
今までとは違う「日常」を過ごされていますね。
番組でも、2月以来、高校への直撃取材を見合わせてきましたが、
感染防止対策をじゅうぶんに行い、徐々に再開しています。
そして、学校側と感染防止対策について協議を行い、
部活動の取材を再開しました。
今週も東京・渋谷にあります青山学院高等部を紹介します。
青山学院は、教育理念に
「ひとりひとりの生徒の人格を育み、その自己実現を支える」や、
「与えられた自分の力を他者のためにも用い、
隣人と共に生きることを喜び、
平和な社会に貢献する人間の育成を目指している」学校です。
スクールモットーは、「地の塩・世の光」です。
今回も、番組の「高校生サポーター」出身で、
青山学院高等部の卒業生、現在は青山学院大学1年生の
小林萌夏レポーターによる「初取材」で、「馬術部」を訪ねました。
3年生、前部長の村上大和(むらかみ・やまと)くん、
2年生、新部長の原碧(はら・あおい)さん、
2年生、副部長の古宮有紗(こみや・ありさ)さん、そして
1年生の福島丈太郎(ふくしま・じょうたろう)くんに伺いました。
小林萌夏レポーター
- 青山学院高等部の授業の特徴を教えて下さい
- 生徒の皆さん
- 「青山学院高等部で特徴的だと思うのは英語の授業です。J1、J2、J3と3つのクラスに分かれていて、自分のレベルにあったクラスに入り、授業を受けることができます。このクラスは学年ごとに成績によって変わります。(英語の授業は)どの学年も『コミュニケーション英語』と『英語表現』という二種類の英語の授業があり、毎日、どちらかの授業を受けます」 「青山学院では選択授業というものがあります。3年生になるにつれて、選べる授業が増えます。その中では、芸術やスポーツ、社会学、言語などいろいろなものが選べるので、自分が勉強したいことを深く掘り下げて勉強できる環境があります。僕は『数学Ⅲ』など、理系の授業を多く選択しています。文系では『世界史特講』を選択し、黒人の差別の歴史や動物の人権について学んでいます」(村上くん) 「青山学院では『聖書』の授業があるのが特徴です。聖書の授業を通してキリストのことや礼拝のマナーを学べたのでとても良い授業だと思います」
小林レポーター
- 学校行事で何か好きなものはありますか
- 生徒の皆さん
- 「私はバレーボール大会が好きです。クラスごとにオリジナルのTシャツを作って、皆で一致団結したり、体育の時間などを使ってみんなで練習するので、とても盛り上がります」(原さん) 「私は文化祭が好きです。毎年9月に行われるのですが、クラスで出し物を決めて、当日までに放課後を使って準備をして、クラスのチームワークがとても深まるイベントだと思います」(古宮さん) 「2年生での修学旅行です。青山学院では九州に4泊1日で行ったのが思い出に残っています」(村上くん)
<なんでも課外授業>
「学校ではあまり教えてもらわないかもしれないこと」を
ゲストを招いて色々と教えてもらうコーナー。
今週も、高知大学教育学部を卒業し、レポーターで活躍中、
タレントの山下燿子(やました・ようこ)さんを迎えました。
山下燿子さん
香川県出身の山下燿子さんは、香川県内屈指の進学校を卒業後、現役で、国立大学「高知大学・教育学部」に進学。在学中に「ミス高知大学グランプリ」に選ばれました。また、「ホリプロタレントスカウトキャラバン」に出場しファイナリストに選出され、大学卒業後、本格的に芸能活動をスタート。現在は、タレントやレポーターとして様々な番組に出演されています
- 石井大裕アナウンサー
- 大学では、どんな勉強をされましたか
- 山下燿子さん
- 教育学部なので先生になるための授業をいろいろ学びました。小学校、中学校、高校と、教員免許は別で、それぞれの学習指導要領、「こういう感じで教えてゆきましょう」という本や、教育学、心理学をなどを学んでいました。小学校の教員免許を持っていますので、1年生から6年生まで教えることが出来ます。(大学時代の勉強の思い出は)テストですね。テストの前が一番、焦っていましたね。当時は大学の寮に住んでいました。寮の食堂に皆で集まって、大きな机にそれぞれの勉強する科目の書類やノートをたくさん並べて、深夜まで黙々とやっていたことが良い思い出ですね
- 石井大裕アナウンサー
- 今、新型コロナの影響もあって、高校生の皆さんは、なかなか目標が定まらなかったり、夢が見つかりにくいという時代です。高校生の皆さんにメッセージをお願いします
- 山下燿子さん
- 私もすごく悩んだ時期があって、「自分ってなんだろう。自分探しをしようかな」と考えた時期もあるのですが、自分といういのは、探すものではなくて「ここにあるもの」だから、自分を見つけるというよりも、思い出させるのが良いのではないでしょうか。自分が好きなものは何だったのか、それこそ動物が好きだったら獣医師の道もあるし、コーヒーが好きだったらコーヒー屋さんになるという進路も考えられますよね。悩んだら、人に聞いてみるのが良いかも知れません。「こういう時のあなたは、こんな活き活きとした顔をしているよ」とか「この話をしている時、良い顔をしている」というところを教えてもらったら「私、そんな顔をしいてたんだ」と気づけるかなと思います。一人で悩まずに「私って何が好きだと思う」などという話を友達としてみるのは、ありかなと思います
青山学院高等部の「馬術部」の皆さん。
大変な時期にインタビューに応じていただきました。
生徒の皆さん、関係者の方々、ありがとうございました。
山下燿子さん。
高知県のPRを行う仕事もされています。
高知の素晴らしいところも教えていただきました。
詳しくは、下記のバナーをクリックして、
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この春に、番組の「高校生サポーター」を卒業、
今回、「大学生レポーター」としてデビューした
小林萌夏さん。
母校での初収録、緊張していたようですが、
とても堂々と取材してくれました!
次回も楽しみです。
10月に入りました。
今後も、感染防止に留意しながら、
番組の制作・取材を続けてまいります。
「ハイスクール・ア・ゴーゴー」は、
これからも高校生の皆さんを全力で応援してまいります。
よろしくお願い申し上げます。