TBSラジオ「荒川強啓 デイ・キャッチ!」(月~金15:30-17:46)。
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7月7日(木)放送、16時台のニュースランキング。
3位に入った「テレビがないのに、受信料を払う?!総務省がNHKをめぐり議論始める」というニュースから、お笑いコンビ米粒写経のサンキュータツオさんが、世界の公共放送受信料事情をアレコレ調査しました。
▽受信料だけで賄われている国
・二大放送というと、NHKとイギリスのBBC
⇒ほか、デンマーク、スェーデン、ノルウェー、フィンランドなど
北欧各国。成熟した国だなというイメージがありますね。
▽受信料+広告料
・韓国のKBS ドイツのARD、ZDF(受信料聴取を電力会社の検針員が行う)、フランス、イタリア
▽交付金+広告料
・スペイン、台湾、★ニュージーランド
かつては受信料で運営していたが、財政悪化により1987年以降は、
広告をとる商業放送に。受信料システムが破たんした国が多い。
▽広告料のみ(民放とおなじ)
・アメリカ、オーストラリア、カナダ
日本のNHKに近い状態で賄われているのが、イギリスBBC。
▼イギリスの受信料制度
・イギリスは受信料を強制徴収。年間2万円くらい。
・やはりイギリス人のなかでも、BBCにお金払うのイヤだという人はいる。
★じゃあどうやって支払わせているのか?
⇒これは、郵便局で1年間有効の受信許可証を買う、という仕組み。
テレビやビデオデッキを所有するために、許可証が必要。
そして支払ってきた証拠がないと購入できない。
その結果、受信料支払い率98%!
★無許可受信者には1000ポンドの罰金(現在だと13万円)。
⇒つまり、強制力が日本と全然ちがう!
▼かなりエグい事情が見えてきた!
・こんなに超強権的な金の集めかたしているので地元民はBBCが嫌い!
多くの優秀なドキュメントなどを作っていて、世界一の放送局というイメージを、
世界から持たれていることに、イギリス人はビックリするらしい。
レポートの様子は、TBSラジオクラウドのニュースランキングコーナーをお聴き下さい!
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