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【放送後記】 LIXIL presents 「伊集院光とらじおとものづくりと」ものづくり職人#13「織手・池谷広美さん」2016年07月05日(火)

伊集院光とらじおと

人々に愛される逸品。それはどのようにして生まれたのでしょう?「ものづくり大国」ニッポンを支える職人たち、その技と心に迫る「伊集院光とらじおとものづくりと」

ものづくり職人#13「織手・池谷広美さん

29歳で織物職人を志し、京都の老舗織物会社に入った池谷さんは、20年以上に渡って織物に携わり、「日本の伝統工芸士」に認定されました。そして今年、京都・祇園祭の“山鉾巡行(やまほこじゅんこう)”で、京都市内を巡る“長刀鉾(なぎなたほこ)”の織物の作成を担当されています。

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番組のスポンサーであるLIXILのグループに、京都にある織物を手掛ける川島織物セルコンという会社があり、ここは歌舞伎座の緞帳などを手がけた 会社で織物を作る織手と呼ばれる職人さんが多数在籍。 今回、祇園祭の前祭の山鉾巡行で先頭を行く長刀鉾の織物の作成を担当し、こちらが非常に注目を集めています。

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京都はいま、祇園祭りの時期(7 月1日〜7 月31日)。 祇園祭の前祭に出る長刀鉾は、山鉾巡行の先頭をいくため「見送」が目立つ。デザインは、今年生誕 300 年を迎えた、あの伊藤若冲の代表作の一つ「旭日鳳凰図」。大きさは、縦が 3.5m × 横が 1.8m の織物で、 黄金色の雲海から日が昇る様子や雌雄の鳳凰などが描かれた作品を、 絹糸と本金糸、約800色で表現した超細密な織物。

構図から1年、織りの段階になってから2人の織手の方が2年掛かりで織りあげた。 織手歴20年以上の池谷さんでも、なんと、1日8時間織って、1センチも織ることができない。池谷さんは織物に対するこだわりを、「私はただ、織るだけ。でも、より綺麗なグラデーションを出そうと工夫をするなど、自分だけのちょっとしたこだわり。自己満足の追求」と話してくださいました。

池谷さんが織った見送は、3連休の中日、7月17日、日曜日の 祇園祭りの前祭で観られますので、京都に行く予定のある方はでご覧になってください。