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  • コラム

【若狭湾の日】「墨アート」で、この世に一つだけの作品づくりに挑戦!

若狭湾の日

海に湖に山……と、アウトドアのイメージが強い若狭ですが、インドアの楽しみも負けてはいません。

そのひとつが、「墨アート」体験。日本古来の伝統技術である「墨流し」と「書」を調和させたユニークなワークショップです。

「墨流し」というのは、水面に墨や染料で繊細な模様を描き、それを和紙に写し取る技法。そのルーツは、川の水面に墨を落とし、流れによって生まれる模様を楽しんだ平安時代の貴族の遊びといわれています。

「貴族の遊び」と聞くと、ちょっと敷居が高く感じてしまいますが、これを身近な芸術として楽しめるのが、墨アート。墨流しによって水面に浮いた柄を紙にすきとり、そこに好きな文字を書き、世界でたった1枚の作品を仕上げていきます。

若狭湾の日

指導してくださるのは、「JAPANESE BRUSH DESIGN WORKS Kaku」として活躍する書家、角谷有紀(かくたに・なおき)さん。ニューヨークに拠点を置く日本人現代アートアーティストのチーム「JCAT(Japanese Contemporary Artists Team in New York) 」に所属しながら、若狭を拠点に活躍されています。

若狭湾の日

まずは、顔料(顔彩と植物油で作ったもの)を筆につけ、ちょんちょんと水面に筆先をつけていきます。かすかな空気の流れであっという間に顔料が広がり、水面には美しい模様が。当然、この模様は、筆をつける位置や力加減、空気の流れ方などによって変わります。偶然が作り出す模様だから、二度と同じものは作れません。

若狭湾の日

若狭湾の日

模様ができたら、水面にそっと越前和紙を置いて、模様を紙にすきとります。水面にできた模様がそのまま和紙に写された瞬間は、ちょっと感動的。紙が乾いてくると、しだいにはっきりと、その模様が現れてきます。

若狭湾の日

紙が乾いたら、ここに好きな漢字を書いてできあがり。各数が多い漢字やバランスをとるのが難しい漢字も、文字の特徴を残しながら崩して書けるように、角谷さんがアレンジしてくださいます。角谷さんのお手本を見様見真似で書けば、なんとなく上手に見えてしまうから不思議です。

若狭湾の日

「その時々で浮かび上がる模様を和紙にすきとり、その時々の感情から得た言葉を書で表現すれば、自然と無心になり、自分自身と向き合えるんですよ」と角谷さん。

世界にひとつ、そして偶然が生み出すアートは、若狭旅の唯一無二の思い出となりそうです。

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JAPANESE BRUSH DESIGN WORKS Kaku
所在地 福井県大飯郡高浜町和田104-5-16
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