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ゲームは“ネチネチ派”の小池徹平さん、RPGは宝箱の取り残しは許さない、マップすべてを歩き尽したい

ライムスター宇多丸とマイゲーム・マイライフ

小池徹平さん完全版トーク前編はこちらから↓↓

■FFは7……あと5も、ちょっと待って6も好き、10も好き……選べない!

「マイゲーム・マイライフ」のゲストに小池徹平さんがやってきました。

宇多丸「(事前に)アンケートをいただいていますが、相当ゲームがお好きですもんね?」

小池「このアンケートめちゃくちゃ楽しく書きましたよ僕!」

宇多丸「アンケートの時点でテンション上がって」

小池「ヤバかったですね!」

とおっしゃるように、びっしりと様々なゲームタイトルが書き込まれていた小池さんのアンケート。放送時間にてんでおさまらないくらい喋り尽くしていただきました。

まずは、ドラクエやFFの話になった際に伺う質問、どのナンバリングが好きか問題。今までのゲストさんは、この一本、とすぐに答えが出てきたのですが、小池さんは猛烈に悩んでいました。


宇多丸「FFだと何が好きですか?」

小池「えー、もうめっちゃあるなぁ……」

宇多丸「めっちゃある」

小池「僕はやっぱり7が好きですね。7。……あと5ですね。……ちょっと待って。6も好き。10も好きだし」

宇多丸「あ、みんな好き(笑)」

小池「みんなこんな感じですかね?」

宇多丸「いや、みんなね、わりと。あ、まずFF派かドラクエ派かで言うと圧倒的にFF派が多いんですよ、この番組のゲストの方々では」

小池「あ、そうなんだ」

宇多丸「で、やっぱりキャラ萌えとかもあって。でも、ナンバリングはもう固定されてますよね。10なら10の人。7なら7の人、みたいな」


小池「ええ~選べないなぁ~!」

宇多丸「だから結構DDは珍しいですよ。DD、誰でも大好き、は」(※DD=誰でも大好き、の略称で、アイドル現場の用語)

小池「僕もう、なんでも大好きですね」

宇多丸「こんだけ悩む人、珍しい(笑)」

そして話はプレイスタイルについてに。

小池「基本ダンジョンとかはすべて行くタイプです」

宇多丸「コンプリート。味わいつくす」

小池「端から端まで全部行くタイプで、宝箱とかそういう系の取り残しは一切許さないです」

宇多丸「へえ~、なるほど。これでも、マップが広大系だと大変ですよね」

小池「全部行きます。大変です」

宇多丸「あと、昔のRPGとか今より親切じゃないから」


小池「だからレベルも上がるし、なんならそもそも上げてから行くし、ダンジョンも相当レベル上げた状態で行くって、宝箱とかそういうの全部取って回るからさらにレベルが上がる」

宇多丸「良いことづくめ」

小池「良いことづくめです」

宇多丸「時間かかるでしょう! 序盤のマップから隅から隅までずーっとこう」

小池「めっちゃ行きますね」

宇多丸「全部歩く」

小池「めっちゃ歩きます。すごいネチネチ系ですね」

宇多丸「ネチネチ系(笑)。でも、ネチネチやるの自体を楽しめるというか」

小池「楽しいです! なんかもう、何も知らないところを突き進んでいくのが嫌で」

宇多丸「マップをある程度確定してかないと嫌なんだ」

小池「自分の中でもう地図を作りたいんですよ、頭の中に。だから全部行きますね」

宇多丸「最近のオープンワールドでも、マップがどんどん広がっていくじゃないですか。ひょっとしてあれですか、これわりと僕もそうなんですけど、最初にマップを完全にしとかないと嫌みたいな。ミッションより先に」


小池「あ、行けるところまで結構探索するタイプですね」

宇多丸「ミッション的にはまだ先なんだけど、乗り物とかでわーって行っちゃえば、マップは広がっていくじゃないですか」

小池「わかります。倒せない敵が出てくるまで、一回行ってみますね! あ、ここから先まだ早いんだ、みたいな。ちょっと強い武器、手に入らないかなって」

宇多丸「あ! そうそうそう! 一足先にね。序盤では手に入らないような!(笑)」

小池「一足先に(笑)。そうそうそう。ちょっと行ってみようかな、みたいな」

あー、これ、わかるなぁ! ちょっと先まで見に行って無理なら引き返したり、宝箱などすべてを完璧にした状態で先に進んだり。また、取り返しのつかない要素は先に軽く調べて頭に入れてからやるという小池さん。これもわかります。ネチネチ系にとっては、手に入らないまま先に進むのが許せないんですよね。

宇多丸「わりと計画癖っていうの? 子どものときから。きっちりと」

小池「そうなんですよ。あー、これ取り忘れちゃった! セーブもしちゃったし、戻れない! っていうのが嫌なので」

宇多丸「これちょっと、僕の感覚と近いんでしたら、強迫観念入ってません? 気持ち悪いっていうか。マップに穴が空いてるのが」

小池「いやー気持ち悪いです! あり得ないですね。コレクションに近いというか」

宇多丸「コレクションとか、潔癖症? ここだけマップが……。行ってもしょうがない場所だとしても、穴が空いてるのが気持ち悪いじゃないですか」


小池「あとなんかやっぱり、細かく作ってくれたゲームの制作者に対して、ちゃんと遊び尽くしたい! 全部見ておきたい、みたいな」

宇多丸「何かしらは用意されてるじゃないですか。あ、ちゃんと用意してくれてる、みたいな」

小池「めっちゃ好きですね!(笑)」

これもわかる! ネチネチと隅々まで探索しまくって、制作者が仕込んだ細かい仕掛けに気づいたときの喜び。これこそがRPGの醍醐味だとすら思っています。ちなみに、タイムリミットを迫られる系のゲームだと、「全部を見たいのに焦っちゃって楽しめない!」という小池さん。これもマイペースにじっくり進めたい派にとってはあるあるな気がします。細かく探索するのはつまり、そのゲームのすべてを知り尽くしたいということ。これはすなわち、すべての情報を自分の手中におさめて、自分でコントロールしながら進めたいんですよね。ところが、タイムリミットを迫られる系のゲームは、終始ゲーム側からコントロールされている感覚があります。それがどうしても耐えられない! マイペースでネチネチ派の私は、そういう理由でタイムリミット系が苦手です。リスナーの皆さんはどうでしょうか?

ライムスター宇多丸とマイゲーム・マイライフ

■今回のピックアップ・フレーズ

小池「友達と、なんでゲームがこんなに楽しいんだろうってなって、テープレコーダーあるじゃないですか。5人くらいでやってるときに2人でこそこそ話して、録音しようぜって」

宇多丸「はははははは!」

小池「こそっと録音して、みんなでワーッて盛り上がって、実はなぁテープで録っててん!」

宇多丸「それ絶対楽しいでしょう!」

小池「聞こうぜ聞こうぜって。それで二度楽しんでましたね」

文/朝井麻由美(ライター、コラムニスト)

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