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「講談社文庫&タイガ 夏ミス2020/うまい話、いただきます!」。『闇に香る嘘』がとにかくウマイ!!

伊集院光とらじおと

毎週月曜日から木曜日、朝8時30分からお送りしている「伊集院光とらじおと」。

毎週木曜日は、伊集院光とらじおとぷれぜんと

9月3日(木)の放送は、講談社文庫&タイガ 夏ミス2020。一番ウマイ話はコレだ!プレゼン対決!60作品を集めた夏のミステリー文庫フェア。応募券を集めると松阪牛など、おとなの週末厳選お取り寄せグルメが当たる。今回はその夏ミス2020を題材に読書好きリポーター3人がオススメ作品をプレゼンしました。

勝者は・出井隼之介がプレゼンした 第60回江戸川乱歩賞受賞作品 下村敦史 作「闇に香る嘘」。

→まずプレゼンはあらすじから。主人公の村上和久は69歳。生まれは満洲で、終戦と共に母親と日本に引き揚げてきました。引き揚げの際に兄とはぐれてしまったものの、1983年に兄が残留孤児として遅れて帰国。そこから27年たった現在、和久の孫娘は重い腎臓病で、血が繋がりのある人物の腎臓が必要になります。そこで、和久は兄に適合するかどうか、検査だけでも受けて欲しいと頼むのですが、まったく取り合ってくれません。そこで、今まで溜まっていた兄への疑問が爆発します。「こいつ、本当に俺の兄か…?」満洲の頃とは全く違う性格になって帰ってきた兄に、「この人は実は偽残留孤児で、検査を受けないのは、血が繋がっていないのを隠すためじゃないのか?」と疑い出し、独自に調査を始めるというお話。

ここまでで既に1分以上が経過。しかしこの後半からが出井隼之介プレゼンの聞きどころ。この物語の最大のポイントとして、主人公が盲目だということを明かす。見えないという事で生まれる様々な疑問、つまり『闇に香る嘘』が主人公の調査を難航させる。その場の臭いや感触、声などからしか情報が得られないことが。物語の重要なカギに。例えとして出した、誰かと話していてもかすかに香るたばこの香りで、あれ?だれかいるんじゃないか、という疑念に駆られてしまう、という例えがスタジオの感心を誘い、ゴング前には「主人公の家には点字で書かれた俳句が送られてくる」という謎のエピソードを盛り込むという構成。柴田さんも判定後に舌を巻いていました。

<参考>
▽お侍ちゃん 京極夏彦「姑獲鳥(うぶめ)の夏」

▽小田祐一郎 綾辻行人(あやつじゆきと)「十角館(じゅっかくかん)の殺人」

皆さんも夏にミステリー、読んでみませんか?

伊集院光とらじおとぷれぜんと 9月3日http://radiko.jp/share/?sid=TBS&t=20200903093458

radikoで放送をお聴きいただけます(放送後1週間まで/首都圏エリア無料)