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渥美清さんの名言

檀れい 今日の1ページ

檀れい 今日の1ページ
女優の檀れいが毎回、その日にまつわる話題や風物詩などを交えてお届けする「檀れい 今日の1ページ」。今日は名優・渥美清さんの素敵なお言葉を紹介しました。

1996年の今日、映画「男はつらいよ」などでもお馴染みの俳優・渥美清さんに国民栄誉賞が贈られました。そこで、今朝は、偉大な先輩、渥美清さんが残した数々の名言をご紹介しました。映画「男はつらいよ」の寅さんのイメージは明るく、奔放な男性かもしれませんが、様々な関係者の話を総合しますと、素顔の渥美清さんは「寡黙で、ストイックな職人さんのような人」だったようです。

まずは、そんな渥美さんが残した言葉です。

「孤立している事が大事なんだ」

作家・小林信彦さんの著書「おかしな男 渥美清」によると、渥美さんは・・・「孤立しているのはつらいから、つい徒党や政治に走る。孤立しているのが大事なんだよ」とおっしゃっていたという事です。どの世界でも、「孤立」するのは「勇気」が必要で難しい事ですよね。強い信念を持って、孤立を恐れなかった渥美さんを尊敬します。

映画「男はつらいよ」の中でも、渥美清さんは素敵な台詞を残しています。寅さんの甥っ子・「満男」役で出演された俳優の吉岡秀隆さんは、去年の末に公開されたインタビューの中で、「渥美清さんを忘れた事は一度もない」とおっしゃっています。思えば、映画の中で、寅さんと満男は、素敵な関係を築いていました。どこかシャイなところがあった寅さんですが、甥っ子の満男には、真っ直ぐな愛情を注いでいたのです。

では、満男に対する寅さんの素敵な名言です。

「困ったことがあったらな、風に向かって俺の名前を呼べ。おじさん、どっからでも飛んできてやるから。」

これは1990年の映画「男はつらいよ 寅次郎の休日」の中で、寅さんが満男と別れる時のセリフなんです。孤独な寅さんならではの、優しさと逞しさが滲み出た名セリフのように感じます。

山田洋次監督によりますと、長いシリーズの中で、寅さんは飛行機や特急にあまり乗らず、在来線の列車ばかり利用していたそうです。時間に追われる現代人と違って、ゆったりとした時間の使い方をしていた寅さんらしいですね。人と群れず、「孤独」を恐れなかった、渥美清さんの生き方、そのものではないでしょうか?


ラジオは、AM954kHz、FM90.5MHz。
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