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神の声に導かれたマザーテレサ

檀れい 今日の1ページ

檀れい 今日の1ページ

女優の檀れいが毎回、その日にまつわる話題や風物詩などを交えてお届けする「檀れい 今日の1ページ」。今日は、生涯、苦しむ人たちに寄り添った人、マザー・テレサのお話です。87歳の生涯を終えるまで、貧困や病に苦しむ人々に、寄り添おうとした人、マザー・テレサ。今日、8月26日は、このマザー・テレサのお誕生日です。

本名は、アグネス・ゴンジャ・ボヤジュ。1910年、マケドニアに生まれ、信仰が厚かった家族の影響で、12歳のときから、修道女になるという志を持っていました。18歳のときには、修道会に入り、修道女になったのは、二十歳のとき。カルカッタの高等学校に配属されて、女子の教育に携わるようになります。

この学校にくる生徒たちは、どちらかといえば、裕福な子たち。テレサはここで、校長をつとめるまでになりますが、ある日、転機が訪れます。乗っていた列車のなかで、神様の声を聞いたのです。「すべてを捨てて、もっと貧しいものに使えなさい」

この声に従って、学校を離れ、テレサは、カルカッタのスラム街で奉仕活動をはじめました。この時、まとうようになったのが、当時、最下層の人々の服装とされていた、白いサリー。足元は、素足にサンダルでした。

マザー・テレサは、いくつかの施設をつくっていますが、最初につくったのは、「神の愛の宣教者会」。ここでテレサの活動を手伝ったのは、かつての教え子たちでした。裕福な家庭の子たちが、親の反対をおしきって、修道女として、貧困や病気で苦しむ人たちを支えようとしたのでした。

また、テレサは、命の火が消えかけている人たちにも安らげる場所をつくります。「死を待つ人の家」。伝染病で家族からも見放され、治る見込みのない人たちもここで受け入れました。

こうした活動が評価され、1979年、マザー・テレサは、ノーベル平和賞を受賞します。晴れやかな式典にも、質素なサリーをまとって出席。報道陣に「世界平和のために、私たちは何をすればいいですか」とインタビューされた彼女は、こう答えたといいます。

「家に帰って、家族を愛してあげてください」

皆さんは、このメッセージ、どう受け取られたでしょうか。今日はマザー・テレサのお誕生日。この機会に、いま自分が誰かのためにできることを、考えてみるというのも、いいかもしれませんね。


ラジオは、AM954kHz、FM90.5MHz。
パソコンやスマートフォンでは「radiko」でもお聴きいただけます。