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東京新聞紙面連動企画 健康まっぷ『夏のマスク「汗荒れ」急増』

森本毅郎 スタンバイ!

「森本毅郎・スタンバイ!」(TBSラジオ、月~金、6:30-8:30)7時35分からは素朴な疑問、気になる現場にせまる「現場にアタック」。毎週月曜日は東京新聞との紙面連動企画。

東京は今日は多少暑さがひと息つきそうですが、毎日本当に暑いです。しかし、それでも外せないマスクの中の肌、大丈夫ですか?外でマスクをしていると、マスクの中、口元が汗まみれになって、なんだか痒いような、チクチクするような、感じになりませんか?

そこで、今日は8月6日の紙面、健康まっぷで取り上げられていた、『夏のマスク「汗荒れ」急増』という記事に注目。「マスク汗荒れ」について解説していた、「よしき皮膚科クリニック銀座」の吉木伸子院長に、お話を伺いました。

近堂かおりの現場にアタックhttp://radiko.jp/share/?sid=TBS&t=20200824074037

radikoで放送をお聴きいただけます(放送後1週間まで/首都圏エリア無料)

 

★夏のマスクで「汗荒れ」どんな症状?

五月の連休明けくらいから増えているマスク関連の肌荒れの相談。どんな症状が多いのでしょうか。吉木院長に聞きました。

吉木伸子院長
「相談で非常に多いのが、ニキビができるっていうことですね。マスクが強く擦れる部分の毛穴に傷がついて、そこから膿んでニキビになってしまう、と。あとはマスクそのものによる接触性皮膚炎。マスクがこすれることで、そこが赤くなったり、痒くなったり、という症状が出る方がいらっしゃいます。湿気が籠ることもよくないんですが、肌が健康であれば、マスクを長時間しても痒くはならないはずなんでね。ムレたりだけでは痒みにはならないはずなので、もともと肌の免疫が低下しているような原因が潜在的にあった方が、長時間マスクをしていると痒みを起こしてしまう、ということはありますね。」

ニキビ、そして接触性皮膚炎による痒み。擦れてニキビができる、というのはわかります。相談に来るのは、圧倒的に女性が多いようなのですが、男性も、ひげ剃りで肌に小さい傷がついていて、そこにマスクが触れて、ニキビができる、という方もいるそうです。

また、肌が弱っている方は、ムレて痒くなる。確かにこれだけ暑いと、汗をかくので、それもわかるような気がします。

★ムレと潤いは違います!

でも、冬場は、マスクの中は口周りの空気の湿度が増して乾燥を防ぎます。つまり湿度が高い状態。お肌のために、と加湿器を使うこともあるわけです。となると、マスクの中の湿度が高いのは、本来、お肌にはいい状態なのでは?と、吉木院長に聞くとちょっと違いました。

吉木伸子院長
「潤す、というよりはムレている状態になるので、それは肌にとってはマイナスになる。肌の表面の角質というのはだいたい水分量が20%くらいあるのが健康な状態なんですね。それより少ないのが乾燥肌っていうんですけれども、ただ、じゃあ、それよりうんと多ければいいか、というとそういうものでもなくて、水分が増えすぎた状態、例えば長時間プールに入っていた後に手がふやけたりとかしますよね。ああいうのが角質の水分が過剰になった状態なんですね。過剰になると、角質同士の細胞の結合が緩んでしまうので、潤いが蒸発していってしまう、っていうことはありますね。水分そのものを与えることが保湿になるという、それが勘違いなんですね。ですから化粧水を何度もつけるなんていうのもホントはあんまりいいことではないです。そこを勘違いされている方が非常に多いですね。」

水分が多ければいいってものじゃないんですね!湿気が多いので、保湿されていると思いがちですが、それは大きな勘違い!ムレと潤いは違います!とのこと。水分が過剰になると、皮膚の角質層がふやけて肌の水分が蒸発しやすい状態に。その結果、かえって乾燥してしまう、ということでした。

肌の水分はセラミドという成分と結びついて蓄えられるものだそうで、ただただ水を与えるのではだめ、でした。保湿成分の入ったものを使うのが良いそうですよ!

★ハンドタオルでゴシゴシ禁止!

では、マスク荒れを防ぐ、最小限に抑えるため、吉木院長に、気を付けることを改めて教えていただきました。

吉木伸子院長
「マスクを外して汗を拭く場合なんですけれども、タオルよりもハンカチの方が柔らかいのでハンカチが一番いいんですね。ハンドタオルを持ち歩いてしょっちゅう拭いている人っていますけど、それだけで肌が真っ赤になっていく人もいるんですね。だからハンカチを押し当てる、絶対にこすらない、それが一番いいです。スキンケアについて言うと、石鹸を使って洗顔をするのが一日2回まで。きちっと保湿はしてあげないといけないです。もともと夏場ってスキンケアがいい加減になっていく人が、毎年多いんですけど、マスクをしてるから余計にそうだ、っていうのは今年はあるかもしれないですね。結局、長時間、夏場マスクをしていても、荒れる方と荒れない方がいるわけですね。その違いは何なのかというと、肌の元々の健康度。ですから食生活とか睡眠とか、そういうところも関係はしてきます。」

私・・・ハンドタオルでしょっちゅう、ゴシゴシ拭いてました。ハンカチでは追い付かないのでついついタオルにしてしまいますよね。でもマスク荒れの気配があったら、ハンカチがおすすめ。そして、石鹸で洗うのは一日2回まで。水だけで洗っても保湿は忘れずに。夏場、暑いのでスキンケアはチャチャっと済ませている人(私です)、いつもの夏より、少しだけ丁寧を心掛けて、真夏の長時間のマスクに負けないお肌を目指しましょう。

これまで夏にマスクをすることなんてなかったですから、わからないことも多いです。みなさんご注意を。

「現場にアタック」近堂かおり

近堂かおりが「現場にアタック」で取材リポートしました。