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腎臓の機能低下・腎臓の病気

生島ヒロシのおはよう定食|一直線

今週の「再春館製薬所 健康一直線」は、堀田修クリニック・院長の堀田修先生に、『腎臓の機能低下・腎臓の病気』と題して伺いました。

■腎臓の役割■
*腎臓は、細い血管の塊のような臓器で、大きさは握りこぶし程度で、体重のわずか0.3%の小さな臓器だが、大切な役割が詰まっている。
*➀血液をキレイにする。腎臓を通過することで老廃物が取り除かれる。
*➁尿を作る。血液をろ過して尿の中に老廃物を捨てることで、体内の水分やナトリウムやカリウムなどの血液中の塩類を一定に保つ。
*③赤血球を作るホルモンや血圧を調整するホルモンを分泌したり、ビタミンDを活性化させ骨の代謝を助けたりする働きもある。

■毛細血管の塊が傷つく■
*ろ過の中心的な役割をしているのが「糸球体」という毛細血管の塊。この糸球体が傷つき、腎臓の働きが悪くなる病気を総称して「腎臓病」と呼ぶ。
*糸球体が傷つくとろ過機能が低下するため、血中の老廃物が除去されなくなったり、赤血球やたんぱく質などが尿に漏れ出たりするようになる。
*その結果、体内に老廃物や水分がたまって体がむくんだり、たんぱく尿・血尿・頻尿・夜間尿・尿量が減る・尿が泡立つといった尿の異常が生じるようになる。
*一度傷ついた糸球体は、回復しにくい性質を持っている。そのため、腎臓がほとんど働かない「腎不全」の状態になると、治療しても完治させることはできず、透析療法や腎移植が必要に。
*日本国内では、33万人(およそ380人に1人の割合)が透析療法を受けている。

■定期的な健康診断を■
*近年、病気の名称ではなく、「腎臓の働きが悪くなっていますよ」という状態を示す「慢性腎臓病(CKD)」という考え方がある。
*尿検査は一般の健康診断で必ず行われる検査。早期のCKDでは検尿だけが発見の手段となり、しかも簡便、安価、正確で有用。定期的な健康診断を欠かさずに。
*CKDは、生活習慣病から発症することが多い。腎臓の血管を傷つけ、血流の低下や閉塞を招いて腎機能の低下につながる。
*腎臓は一旦障害を受けると、元に戻すのは非常に難しい臓器。このため、早期発見・診断が重要になる。