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【音声配信】『コロナ以後の「臨場性」を考える』Part8(外伝2)▽速水健朗、鈴木謙介(charlie)、倉本さおり、塚越健司、近内悠太、宮崎智之、野村高文、永田夏来、海猫沢めろん、矢野利裕ほか(TBSラジオ「文化系トークラジオLife」2020年06月28日放送分)

文化系トークラジオ Life ニュース版

出演:速水健朗、鈴木謙介(charlie)、近内悠太、野村高文、倉本さおり、塚越健司、宮崎智之、永田夏来、海猫沢めろん、矢野利裕ほか

◯贈与とは何なのか
・贈与が「お金で買えないもの」という定義は最後に出てきた。(近内)
 もう少し加えると、「お礼を言いたくなってしまうもの」(近内)
・マルセル・モースの言う贈与は、
 「貨幣で交換できるものと対極にあるもの」と「呪術性」(鈴木)

・モノに付帯する呪術性もそうだが、
 モノに付帯する物語性というものを重要視している。(近内)

・別れた恋人から貰ったものをすぐにメルカリで売るという話が
 ある一方で、恋人から貰ったプレゼントを無くしたり壊したり
 してしまったからメルカリで買ったという話もある(鈴木)
・モノには思い出とかが含まれるため捨てにくい。
 そこにこんまりさんが出てきた(近内)
・モノを貰ったことによって生じた気持ちは、
 モノをなくして同じ形のモノをお金で買っても消えない(鈴木)

・モノだろうがなかろうが、そこに含まれている物語性や
 関係性が贈与の一番の本質的なところと考えている(近内)

・共同体は、生贄みたいな人が祭り上げられ、熱狂の中で、
 集団が密になって関係が固まっていく(鈴木)
・悔恨やトラウマ体験によって、贈与のパスを渡していく(鈴木)
・最初は後悔から始まっているから、いずれ初発の力を
 失って贈与が潰えてしまう可能性がある(鈴木)
・初発の力を忘れないために、次から次へと生贄を
 探してしまう、共同体の原罪がある(鈴木)

・私たちは与えられていた、というのは危険。
 私自身が与えられていたんだと一人ひとりが
 気づくために想像力の話を自著の中でした(近内)
・犠牲者を見る、という体験はキリスト教(近内)
・不安定な世界なのに、ギフトやドネーションで
 維持されているという、そこでの教えがちゃんと
 物語化されているのが聖書。(近内)

・不安定なものが奇跡的に成り立っているのは、誰かの
 おかげであるという認識に個々がたどり着くのは難しい(鈴木)
・だからこそ教育をやっている!(近内)

text by ねむみえり