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ある姉妹との出逢い【中二階のある家・前篇】

ラジオシアター~文学の扉

毎週日曜、夜9時からお送りしている
【ラジオシアター~文学の扉】

今週は、ゲストに俳優の小柳友さんをお迎えして、チェーホフの【中二階のある家・前篇】をお届けしました。

今週から、またゲストをお迎えしての収録が再開しました!と言っても、真ん中にアクリル板を立て、現場には最小人数で、またこまめな換気などなど、注意をしながら。

様式は変わりましたが、何よりこうしてまた皆様にお届け出来ることを嬉しく思います!

さて、ご自身3度目のラジオドラマということで、後の対談では「苦手意識がある」とおっしゃっていた小柳さんですが、このwithコロナな中の少しものものしい収録様式さえも、楽しんで臨もうとされるお姿が印象的でした。

演じられた「画家」という役も、ポーカーフェイスな一面を持ちながら、時に朋子さん演じる「(姉)リーダ」に激しく言い負かされ、時に同じく朋子さん演じる「(妹)ミシュス」に心を惹かれたりと、心が行ったり来たりとする様を、真っ直ぐに演じられます。

朋子さんもおっしゃっていましたが、「チェーホフは何でもない中に深いものがあったりする」という言葉通り、今回は特に脚本家の横山さんのこだわりも強く、小柳さんと度々ディスカッションをしながら、「画家」という役を深めていきます。

そんな、小柳さんが演じられる「画家」役ですが、特に皆様に注目して頂きたいのが、芸術家としてどこか浮世離れしていた画家が、世界と向き合う「リーダ」と、自分を思ってくれる「ミシュス」という姉妹と関わっていくことで、少しずつ人間味を帯びるというか、活気付いていく過程です!
それを意識して、また頭のシーンに戻って聞き直してみるのもいいかもしれません。

そして、朋子さんの語尾!
今回は、ブログ担当の僕も自宅からリモートで音声を流してもらい、という形で参加させていただいているのですが、改めて気づく朋子さんの台詞の抑揚の心地よさ、そして台詞の語尾の豊かさ。
本当に、必聴です!

さぁ、ミシュスとの甘美な時間と印象的な台詞で終わった前篇。
後篇では、そこに儚さや無情さ、画家の感情のキャンパスに、また新たな色が加わります。
来週の「後篇」も、是非お楽しみに。

by 北村健人

 

 

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