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弱いCPUと対戦、キングボンビーに触らないのが基本、短期間で買い占めに挑戦。RAM RIDERさん流の桃鉄論

ライムスター宇多丸とマイゲーム・マイライフ

※写真は過去出演時のもの

『今なんのゲームしてるの?』~DJ/プロデューサーのRAM RIDER編はこちらから↓↓

■弱いCPU相手に桃鉄で世界旅行

「マイゲーム・マイライフ」は現在リモート収録で巣ごもりスペシャル『今なんのゲームしてるの?』お届けしております。
過去にご出演いただいたゲストの方に、巣ごもりの今どんなゲームをしているのかを伺っていくこの企画、今回のゲストはDJでプロデューサーのRAM RIDER(ラムライダー)さんです。

以前お越しいただいた際は、とにかく「エンディング至上主義!」という徹底ぶりが印象的だったラムライダーさん。RPGはもちろん、どんなゲームでも、エロゲーですらも、すぐに攻略サイトを見て、最速でエンディングを目指すプレイスタイルです。今回の再登場で、「(前回)さらっと冗談のつもりで言ったのに、『攻略サイトを見てエロゲーやるらしいぞ』って際立って取り上げられてしまった(笑)」とおっしゃっていましたが、冗談だとしても攻略サイトを見てせっせとエロゲーをクリアしていく様子を想像すると、面白すぎます。敵の設定は最弱で、サクサク進めることこそが至高。ゲームでストレスを溜めたくないタイプの宇多丸さんもここには強く共感していましたね。

今も、DSの桃鉄を弱いコンピューター相手にやっているようです。

ラム「今、桃鉄ワールドっていう、最初のDSで出たやつで。桃鉄の世界マップ版ですね。それを旅行の代わりにやって気分転換みたいな」

宇多丸「世界旅行気分で桃鉄やっている、と。それは一人でCPUとやっているの?」

ラム「それはもう、一人vs一番弱いCPU」

宇多丸「ははははは」

ラム「強いのとやってもストレス溜まるじゃないですか」

宇多丸「いやぁ~、いいな~。共感できるなぁ!」

ラム「桃鉄ワールドは、一位を競うゲームじゃなくて、買い占めまでに何年かかるか。世界の物件を全部買い占めるまで何年かかるかを一人で競うゲームなので。今回は80年かかっちゃったな。次は70年で終わらせよう、みたいな」

宇多丸「どっちかというか、そっちの高みを目指すゲームになってるんだ」

ラム「キングボンビーは一回も触れずに終わるのが基本」

宇多丸「ははははは。基本て(笑)」

そうそう! その通り! それが基本です! キングボンビーに触れないのは当たり前。桃鉄というのは、一人でどれだけ早く積み上げられるか、が楽しいんです。それを邪魔して崩してくるキングボンビーや、他者の存在は要りません。

ほかには、ラムライダーさんが今やっている、Switchの「アンリアルライフ」と、「Return of the Obra Dinn(リターンオブザオブラディン)」が、謎解き要素のあるゲームで非常に面白そうでした。

また、ラムライダーさんは「マイゲーム・マイライフ」の番組テーマ曲を作ってくださっている方でもあります。実は2020年の4月からテーマ曲がリニューアルしておりまして、この新曲についての秘話も語ってくれました。

ラム「リニューアルにあたってですね、この番組、僕も何年も聞いていて、最初のテーマ曲のときはソニーっぽさ、ゲームでも8bitっぽいのではなくてソニーっぽさを出したんですけど、ずっと3年間色々な人に話を聞いてきて、結局、『マイゲーム・マイライフ』ってゲームの話もそうなんですけど、なんか人の性格の話とか、育ちについて、あるいは家族についてが入ってくるなっていうのに気づいて。だから今回はわりと、ゲームっぽい感じじゃなくて、その人の人生を聞くみたいなところにしましたね」

宇多丸「あぁ~、なるほどね~! そっか、そういうこう、番組の中身に合わせたものを反映してくれてるんだ! 嬉しいな~」

ラム「親に取り上げられていた人のほうがハマりがち、とか色々出てくるじゃないですか。僕(がゲストの回)なんかだと、自然と母子家庭だっていう話が出るとか、ゲームを通じてその人の人となりが見えてくるような感じで」

宇多丸「ああ~、その解釈の仕方、すごく嬉しいし、本当にその通りだと思いますね。ゲームの番組でもあるけど、と同時にそこから透けて見える人となりが最高。だから知らないゲームの話をしていてもやっぱり面白いっていうところだと思うんですよね」

これはまさに! その人からしか出てこないゲームにまつわるエピソード、それに付随する家族の話や失敗談、そしてその経験ゆえに培われたゲーム愛、そこが見えてくるときが一番面白い瞬間です。そう考えると、番組名の「マイゲーム・マイライフ」は、これ以上ないぴったりのネーミングなんですね。

ライムスター宇多丸とマイゲーム・マイライフ

■今回のピックアップ・フレーズ

(「デス・ストランディング」で感情移入するラムライダーさん)

ラム「今、特にコロナにおいて物を運ぶ人に対する気持ちとかは、僕も毎日色々なものをAmazonとかで注文して、色々なものを届けてくださるので、改めて感情移入しちゃうというか、感謝の気持ちが湧いてきましたね」

文/朝井麻由美(ライター、コラムニスト)

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