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放送中

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6月28日(日)閉園まで2ヶ月あまり「としまえん」の“カルーセル エルドラド”(にち10おでかけリサーチ)

安住紳一郎の日曜天国

TBSラジオキャスターの柳沢 怜です。

柳沢 怜

TBSラジオキャスター。車、音楽、お酒、野球観戦が大好き!動物にくわしい。

放送を聴いてから出かけても間に合う!
オススメのスポットから生中継している「にち10 おでかけリサーチ」

8月31日に94年の歴史に幕を下ろし閉園することが決まっているとしまえんに行ってきました。

子供の頃に訪れた思い出はもちろん、ラジオキャスターになってからは何度となく中継でお世話になった場所なので、閉園は本当に残念です。今日も雨の中、園内の風景を名残惜しそうに写真におさめるお客さんの姿が見られました。

「としまえん」営業課イベント担当の小峯亮一さんにお話を伺いました。小峯さんは練馬区出身ということで、「としまえん」で毎日のように遊んで育ち、初デートをし、アルバイトもし、そのまま社員になられたという経歴の持ち主。

▲ミスターとしまえん!小峯さんと


いまのお気持ちを伺ったところ、沢山の思い出のエピソードと共に「まだ心の整理がついていませんが、イベント担当としてカウントダウン企画の準備などで忙しい日々を送っています」と話してくれました。

▲カルーセルエルドラド


としまえんの乗り物の中には、とてもとても貴重なものがあるんです。それはメリーゴーランドのカルーセル エルドラド

▲この席がいちばん速いとは!


カルーセル エルドラドは、100年以上前の1907年にドイツで作られたもので、日本に現存する機械式遊具の中で最古、世界でも最古級なんです。

▲細部まで凝っています


製作者はドイツ人機械技師のヒューゴー・ハッセ。ヨーロッパ各地を巡回した後、ニューヨークの遊園地「コニーアイランド」の名物として50年以上活躍しました。

▲ヒューゴー・ハッセのロゴマーク


ニューヨークの遊園地が閉鎖された後は、廃棄される直前に「としまえん」が買い取り、貨物船で太平洋を渡って1971年から練馬の地で動き続けています。

▲馬車のデザインもすべて違う


木馬に乗ることに夢中だった頃は気が付きませんでしたが、大人になってあらためて見てみると、その大きさに驚きます。そして、うっとりするほど優雅。木馬や馬車・柱・照明にいたるまで精巧なアールヌーボー様式の彫刻が素晴らしいです。

▲ワクワクしながら翻訳したら…「運転中はご着席ください」


これらの彫刻はすべて手彫りなので、馬や豚などは1頭1頭表情が違うんですが、小峯さんにレア情報を教わりました。馬の額の毛は真ん中で分かれているんですが、1頭だけそうじゃない馬がいるんです。探してみてくださいね。

▲基本はセンター分け(左)1頭だけパッツン前髪(右)


木馬のシッポにも感動しますよ。本物の馬の尾の毛が使われているんです。馬に混ざって居るブタは、ドレス姿のご婦人が横座りで乗れるようにという配慮で作られたようです。

▲本物の馬毛ポニーテール


乗り場は3段に分かれていて回転速度は内側にいくにつれ速くなります。

▲おしとやかに乗れるブタ


2010年には「機械遺産」にも認定されたカルーセル エルドラド。閉園後もどこかに移設されることを願う声は非常に多く、その思いは小峯さん達社員の皆さんも同じです。よい形をむかえられますように。

▲上もよく見てくださいね


みなさんの「としまえん」の思い出は何ですか?7月中旬以降は「カウントダウンイベント」も予定されています。