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京都大学総長 山極壽一さん きわめて稀なラジオ生出演! コロナ禍の今、「コミュニケーション能力を根底から変えなければならなくなってきた」 有馬隼人とらじおと山瀬まみと

有馬隼人とらじおと山瀬まみと

毎週金曜日朝8時30分から11時まで放送中の「有馬隼人とらじおと山瀬まみと」
有馬隼人とらじおと山瀬まみと

29日は、京都大学総長の山極壽一さんにご出演いただきました。

日本を代表する霊長類学者で京都大学総長の山極壽一さんは東京都のご出身です。1975年 京都大学理学部を卒業後、日本モンキーセンターのリサーチフェロー、京都大学霊長類研究所助手などを経て、2014年に京都大学総長に就任。ゴリラ・チンパンジー研究の第一人者として知られ、30年以上、日本やアフリカで「フィールドワーク」を重ねています。ゴリラやチンパンジーの生態の研究をもとに、教育など、様々な分野の未来を描いていらっしゃいます。

新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、山極壽一さんには、回線を通じてリモート出演していただきました。

「コロナ禍」と言われる現在の状況について、有馬から、人間がどんな行動をするべきか問われ「人間の持っているコミュニケーション能力を根底から変えなければならなくなった。ソーシャルディスタンスを取ってのコミュニケーションをどうすれば良いのか、特に食事」「ゴリラやチンパンジーは、『食べる』ことが喧嘩の原因になってしまうから、ソーシャルディスタンスを取って食事をするのが当たり前」と指摘、「ソーシャルディスタンスを取っても人間的に楽しく食べられるような方法を考えなければ」と話されました。

「SNS社会」の現代については、「スマホ(SNS)は身体で繋がれない場合の代替案です。知識の共有や連絡の取り合い、情報を探すのには非常に便利ですが、信頼関係を作れるというのは間違い、と心得たほうが良い」と分析、「性別も年齢もわからない全く会ったこともない人と繋がっている(SNSを通じての)言葉は、やすやすと時間も空間も超えて、あらゆる生物的身体も乗り越えられる。フィクションを作れます。自分もそのフィクションの中に入って、乗っ取られてしまう」と警告されました。また「人間とサルの知性の違い」や「人間の付き合える限界の人数が150人程度」というお話も披露してくださいました。

わかりやすい言葉で、ひとつひとつの、問題点を指摘、「今」という時代の生き方や、ゴリラやチンパンジーとの比較、学ぶべきことなどを丁寧に説明してくださいました。上質の講義を聴講しているような贅沢な時間でした。

詳しくは、下記のバナーをクリックして「radiko」のタイムフリーでお聴きください。放送後1週間、聴取が可能です。

山極壽一さんの新刊「スマホを捨てたい子どもたち 野生に学ぶ『未知の時代』の生き方」は、ポプラ社から、6月8日・月曜日に発売されます。本体価格:860円です。書店やインターネットの書籍販売サイトにてご予約ください。お問い合わせは ポプラ社 03 5877 8101までそうぞ。

有馬隼人とらじおと山瀬まみとゲストと 2019年5月29日(金)http://radiko.jp/share/?sid=TBS&t=20200529100000

radikoで放送をお聴きいただけます(放送後1週間まで/首都圏エリア無料)