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今回調査した「俺の5つ星」はコチラ!
- リスナー 39歳男性・はるぅ亭いいお肉さんの俺の5つ星『母の思い出のバナナ餃子』
私ではなく母の5つ星メニューです。
およそ30年前まで、母の実家は町屋にありました。
その町屋の話になるたびに母はバナナ餃子をもう一度食べたいと言います。
それは、町屋三丁目近くにあった餃子専門店で出していた餃子だそうです。
今もそのお店はあるのでしょうか?
そしてバナナ餃子は今も食べられるのでしょうか?
ご存知の方は教えてください。
この俺の5つ星を担当した調査員は、この人!
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東塚菜実子 松竹芸能所属。かつてはキンタロー。(シンプルズ)とお笑いコンビを組んでいた。 ニックネーム:とん/愛知県出身/1987年2月23日生まれ/B型/趣味・特技:フットサル/資格:サッカー審判4級、秘書検定2級、エコ検定。 |
バナナが入った餃子ってどんなのだろう?とスタジオで盛り上がった、この5つ星。
中華料理の作り方が載っている本でバナナ入り餃子のレシピを見たことがあるという情報も届いたのですが、実際は「バナナのように大きい餃子」という意味で「バナナ餃子」と名付けられていたということがわかりました。
このバナナように大きかった町屋のバナナ餃子についていろいろな情報を頂きました。
- バナナ餃子は持ち帰りで人気だった!
- 餃子一本を紙の包みに入れて、コロッケのようにすぐ食べられる形で販売していた!
- バナナ餃子を出していたお店はもう閉店している!
- お店の名前は「一龍」だった!
他にも頂いたたくさんの情報から、このバナナ餃子を出していたのは、町屋にあった「一龍」というお店で間違いなさそうだということがわかりました。
そしてさらに!この一龍に関してこんな気になる情報もいただきました!
かつて一龍があった近くに、現在「餃子は一龍」というお店があります。
なんと!一龍と付くお店が、今も町屋にあるという情報です。
。。。ということで、この「餃子は一龍」というお店に電話をしてお話を聞いてみました!
- 確かにこの5つ星のバナナ餃子はかつて「一龍」でだしていたバナナ餃子で間違いないと思う。
- この「餃子は一龍」はバナナ餃子を出していた「一龍」の流れをくむお店で、「餃子の一龍」のオーナーは「一龍」の店長だった女性の甥。
- このオーナーはもともと他の場所で違う餃子屋さんをやっていた。しかし15年前、店長が亡くなり一龍が閉店すると、一龍のファンだったお客が何人もお店を訪ねてきて「町屋で一龍を復活させてほしい」と頼んでいった。
- この思いに応え、今までのお店をたたみ、5年前にテイクアウト専門店「餃子は一龍」を町屋でオープン。
- その後、お店で食べられる「食事処 餃子は一龍」を数軒隣にオープン。
さらに、バナナ餃子について聞いてみると。。。
- 一龍の店長だった叔母は、夫が満州鉄道に勤務してたことから満州で「水餃子」の作り方を習った。帰国後、この水餃子を日本人向けに焼き餃子にアレンジし、昭和22年町屋で一龍を開店した。
- その焼き餃子を大きな形から「バナナ餃子」と命名し販売。
- 中身のタネには牛肉を使いごま油で焼くのがポイント。このレシピは今も銀行の貸金庫に保管している。
- 現在「餃子は一龍」ではバナナ餃子という名前ではなくビックリ餃子という名前で出している。
- 中身の具は貸金庫に保管している当時の味付けのまま。
- 形は昔、一龍で出していたバナナ餃子はまっすぐだったが、今、出しているビックリ餃子は普通の餃子のように湾曲した形。
- 現在「餃子は一龍」ではバナナ餃子の味を引き継いだビックリ餃子以外にも、エビ餃子など7種類の餃子を出している。
そして番組では5つ星を送ってくれたはるぅ亭いいお肉さんのお母さんに、このバナナ餃子改めビックリ餃子を食べて頂きました!
「餃子は一龍」の方が、特別に当時と同じまっすぐな形で作ってくれた餃子を食べたお母さんは。。。
そう!形はこんな感じ。 味もこんな感じだった!優しい味で美味しい!
と昔を思い出しながら、とても美味しそうに召し上がったそうです。

特別に当時のバナナ餃子と同じまっすぐな形で再現して頂いたビックリ餃子
当時の味を守り、今も町屋で愛されている
バナナ餃子改め「餃子は一龍」の「ビックリ餃子」。
町屋を訪れた時は、はるぅ亭いいお肉さんのお母さんの
5つ星の味を確かめてはいかがでしょう?
情報を送ってくれた皆さん、ありがとうございました!
Yahoo!ライフマガジンにて実食レポ掲載中!
2016年5月31日O.A.
39歳男性・はるぅ亭いいお肉さんの俺の5つ星『母の思い出のバナナ餃子』のエピソード。
●パーソナリティー:伊集院光
●アシスタント:上田まりえ
●調査員:東塚菜実子