お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

放送中

放送中


  • 放送ログ
  • 音声あり

新型コロナ、バス業界への影響

ACTION

新型コロナ、バス業界への影響http://radiko.jp/share/?sid=TBS&t=20200514171026

radikoで放送をお聴きいただけます(放送後1週間まで/首都圏エリア無料)

 

TBSラジオ「ACTION」木曜日のACTIONプロジェクトは、
「新型コロナの、経済への影響」を考えていきます。

今回は「バス業界」への影響にフォーカス。

今日は、高速バスマーケティング研究所 代表成定 竜一さん
お話しを伺いしました。
(高速バスマーケティング研究所)
http://www.buskenkyujo.co.jp/

羽田さんとも関係が深い「バス業界」
コロナ禍での最新状況はどうなっているのでしょうか?

【バス業界全体への影響】

成定:1月末から影響が始まったのですが、バス業界は大きく
3つに分かれています。
生活の足としての路線バス・都市間輸送の高速バス・
それから団体輸送用の貸し切りバス。
先に貸し切りバス・次に高速バス。これは
海外からのお客さんが止まったり、旅行・出張の自粛で3月ぐらいから
大きな影響がありました。

それから、路線バスは4月、緊急事態宣言が出て、
在宅勤務になったり、学校がお休みになったりで
通勤通学需要が減っている状態なんですね。

【路線バスへの影響】

羽田:地方だと高齢者の方が結構乗っているんですよね。
高齢者の方はコロナのリスクが高いので乗らなくなっちゃうのかなとか。
そう思うと結構、路線バスって影響出てるんじゃないかなと。
具体的にどれくらい影響が出てるんですか?

成定:概ねお客様の数が平年の4割から場合によっては3割近くまで減っている
現状があるんです。ところが路線バスが本当に生活の足。
例えば医療従事者の方や警察の方などは通勤しないといけませんから、
そういう方の通勤の足。あるいは、病院に行く方の足として、
走るのをやめる訳にも行かないという状況なんです。

羽田さんがおっしゃった様に、地方に行くと路線バスって
お客様の数が少ないですから、国や自治体から補助金をもらって
運営しているんです。ところが補助金の金額が去年までの赤字の額に
合わせて設定されているので、今年みたいに急に赤字になると、
赤字を垂れ流しながら走るしかないという状況なんです。
正式には去年の金額そのものではないんですが、
過去の赤字をベースに決まることがほとんどです。

かつ、路線バスは地域ごとに1社ずつ許認可をもらって事業をしている
ものですから、もしもある地域のバス会社が突然経営破綻したりすると、
その地域がまるごと交通崩壊…という可能性があるんです。

 

羽田:例えば、補助金とかで補填してもらう路線バスが無理だったとして、
路線バスが廃止になると、コミュニティバスが代わりに走ったりするじゃないですか。
簡単にコミュニティバスって、補ったりするのは難しいんですか?

成定:おっしゃるとおりなんです。他の先進国では地方交通は、
自治体がメインでするものなんですけど、日本では独立採算で
民間が主にやってきたという経緯があって、一方で自治体の
財政にも余力がありませんから、どこかのバス会社が撤退したから
そこは村が、町が責任持って代わりに走れるかって、それは簡単では
ないですよね。

羽田:これは、税金を投入すればいいという話でもない?

成定:もちろん税金を使える余裕のことが一番大きいです。
ただ、町や村で全部の集落までバスが行っている訳ではないものですから、
特定の所だけ税金で走らせていいのかという議論にもなります。

・・・

高速バスや、バス業界の今後についても
お伺いしました。
詳しくは、radikoのタイムフリーでじっくりお聴きください。