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花嫁修業から「道頓堀人情」へ~天童よしみさん

コシノジュンコ MASACA

2020年4月26日(日)放送
天童よしみさん(part 2)
子供のころからのど自慢大会に出場して話題を集め、1971年アニメ『いなかっぺ大将』の挿入歌を担当。1972年に「風が吹く」で歌手デビューし、「道頓堀人情」「珍島物語」などが大ヒット。演歌のみならず、多彩なジャンルで活躍しています。

出水:天道さんは16歳でデビューしてから、今年で歌手生活48年!

JK:そんな見えないわね。なんかカワイイのよ。そんなに長いの?

天童:もうすぐ50周年ですもんね。でも、こうやって歌わせていただいたのはたくさんの皆さんに支えられたんだ、という気持ちがジワ~ッときますね。

出水:そんな天童さんも、引退を考えたことがあるそうですが・・・。

天童:10代のころ東京で頑張っていたんですけれど、20歳にさしかかるときに「このままではアカンから戻っておいで」と父が大阪に呼び寄せたんです。本当は戻りたくなかったんですが、一応戻って充電期間を中分取って。その間に母が言ったのは、「もしかして結婚したいっていう人が現れても、今は何もでけへん状態やから、お花やお料理やお茶や今のうちにやっとこ」って。それも嫌だったんですけど、一応花嫁修行みたいなこともやらせてもらって。でも、本当はやっぱり歌いたかったという時代でした。

JK:じゃあ東京ではあまり活躍できなかったの? 時代と合わなかった?

天童:時代ですね。やはり年が若いから、演歌を聞く方は大人の方とのギャップがあって、その表現力が難しい。それでだいぶ苦戦しましてね・・・負けて大阪に戻ったんじゃなくて、もう一度力をつけて東京に行くぞって言う気持ちでした。

JK:そのきっかけは何だったんですか?

天童:私がずっと大阪でがんばって・・・がんばって、って言っても精神的なもので、とくにステージがあるわけでもなく・・・「道頓堀人情」という曲にばったり出会っちゃったんですね。大阪に帰った時に出会ってるから、東京にいたらこの曲には巡り合えなかった。そこからまた天童よしみの活躍が始まるんです。

道頓堀人情

天童:歌詞の中に「負けたらアカン/負けたらアカン 東京に」ってあるんですよ。

JK:心境がぴったりね! そりゃ本気で歌うわね。

天童:「負けたらアカン」って私のことを言うてくれてるような。逆に、私はこの歌を絶対ヒットさせなきゃあかんなって。「お父ちゃんお母ちゃん、この歌であかんかったら、私は普通の女の子に戻るし」「自分の好きなように、やれるところまで応援するから」って。

JK:それがヒットしたのね。大阪から?

天童:はい、大阪から応援してくださいましたね。それで大阪の道頓堀の戎橋のところに歌碑も立ったんです。だいぶ経ってからですけれど。

JK:へぇ~それはすごいわね! ひとつマサカをあげるとしたらなんですかね?

天童:いっぱいありますけどね・・・やっぱりアヤコ先生なんですよ。私の歌人生の中に、アヤコ先生のことが一番出てきますね。きっかけが紅白初出場。それもマサカです。トータル的に、ヘアもメイクもアクセサリーも全てアヤコ先生が見てくれたんです。

JK:それ聞いてうれしい! 天で喜んでますよ(^^)

天童:「本当に嬉しいやんな、でもこれ続けなあかんで。あんたエラいことなったな」って。初出場で喜んでるだけじゃなくて、続けなあかんって。そこでふっと涙が覚めたんですよ(笑)「これからやからな! 私かて嬉しいけど、これを続けなあかん」って。

JK:お母ちゃんいつも言ってた。「人生これからや!」って。ずっと続いてますね。

天童:まさかアヤコ先生にこうして私のスタートを飾っていただけたことが、本当にマサカなんです。いろんな方々をご紹介してくださったり。もしアヤコ先生が生きていらしたら、きっとこう言うでしょうね。「あんた続けられてるやん!」って(笑)

JK:んん~? だいたい想像つきますね「まだまだこれからやで」って(笑)

出水:喉のケアというのは人一倍気にされていると思いますが、どんなことをしていらっしゃいますか?

天童:風邪をひかないことが一番なんですけど、風邪をひかないためのケアとしては乾燥をさけて、少しずつ梅干を食べる。私の母親の実家は和歌山なんです。

JK:あっ田辺町でしょ? つい最近行ってきたの!

天童:えっ?!そうなんですか?

JK:紀南の梅の産地、みなべ町と田辺町! 3日ぐらい前に行ってた! ものすごく急に和歌山なんですよ。ご縁。世界遺産になったんですよね。世界遺産を応援する100人っていうことで、私ユニフォームの法被を作ったんです。それがちょっと前にできて、その縁で梅干しの一番の方と出会って・・・持ってくればよかったわ! 梅干しのパッケージをデザインしたの。今度送ります。

天童:うわ~! そうだったんですね!! 和歌山は梅干しの産地で、おみかんも美味しいんですが、やっぱり梅干しなんです。健康の元! のどにもいいんです、唾液が出てくるので。「梅干し」って言っただけで、ジワジワジワッと出てくるんですよ。大好きです。

出水:歌声の秘密は梅干しだったんですね(^^)オフの楽しみは?

天童:まず、やっぱり自分のCDやDVDを見直す。今まで歌ってきた歌を聞いて、「こういう歌い方してたんだ、なるほど、もう1回こういう歌い方にしよう」とかします。というのも、聞いてる方はそれがいいからCDを買ってくださっているから。

JK:10~20年前とは違いますよね。声の質も違うんですか?

天童:私はあまり変わっていないんですが、節回しとか歌い方とか、少しずつ少しずつ変わってきているので、それは絶対やめようと。元のCDのままにしようとやっています。

JK:自分のものを見直すってことね。

天童:もちろん、自分自身でもちょっと嫌な時もあるんですけど、それを思わないようにして、「これは一般の人のように聞こう」って(^^)

JK:ファンのためですね!

出水:それから天童さんといえば、紅白でもそうですが、素晴らしい衣装! 煌びやかなものをたくさんお持ちですよね~。

天童:母が着物好きなんですね。自分で着てるわけではないけど、大好きなんです。そこからドレスに変えるとか。そういう風にしています。

JK:独特ですよね。TVの効果と言うか、印象的ですよね。自分のオリジナリティがあって。今回シングルのは黒と白で、アールデコ調ね。

天童:わりと細身に見えるように(^^)細見、細見で「天童ほそみ」と言われるぐらいに(笑)

出水:たくさんのものを手にして、これからやってみたいこと、チャレンジしてみたいことはどんなことですか?

天童:やっぱり歌もそうですが、歌の表現力を活かしてドラマにも出演してみたい。今の私だったらどんな役だろう、とか想像してみたりして。

JK:やってみたらいいじゃない! 「天童よしみ物語」とか。そういうお芝居。苦労してここまでやった、って。これ決まり!お母ちゃんも「小篠綾子物語」って明治座でやったんですよ。だからそれを受け継いでやってください。

天童:はい! 採用してくださる方、よろしくお願いします(^^)

=OA楽曲=

M1. 道頓堀人情 / 天童よしみ
M2. リラの花散る波止場町 / 天童よしみ

「コシノジュンコ MASACA」
TBSラジオで、毎週日曜17:00-17:30放送中です。ラジオは、AM954kHz、FM90.5MHz。パソコンやスマートフォンでは「radiko」でもお聴きいただけます。