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【追記あり】「たまむすび」リスナーの皆様へ ~赤江珠緒さんからのお手紙(全文)

赤江珠緒たまむすび/金曜たまむすび

月-木の午後1時から放送中!TBSラジオ「赤江珠緒たまむすび

現在、ご家族が新型コロナウイルスに罹患したため、スタジオ生出演を自粛している赤江珠緒さんから、リスナーの皆様に向けたメッセージが届きました。本日(4月16日)の放送で紹介した文章を掲載します。

なお、以下の文章を本日(4月17日)付けで「追記」として赤江珠緒さんから頂きました。赤江さんからのメッセージをご利用される方は是非こちらの文章も併せて読んで頂くようお願い申し上げます。

 

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<赤江さんの手紙の文字おこし>
「たまむすび」リスナーの皆様へ「たまむすび」リスナーの皆様へ
こんにちは いかがお過ごしでしょうか 赤江珠緒です。
今週月曜日から出社出来ずご心配をおかけしております。
その間に沢山のメッセージありがとうございました。心から御礼申しあげます。

PCR検査の結果が出ましたので、ご報告させていただきます。
我が家の状況は夫が陽性で感染していました。
11日土曜日から発症し、現在は熱が上がったり下がったりという状態です。
夫の症状が出てからも、検査結果を待つ間、しばらく自宅で過ごしておりましたので、私と娘も検査してもらえるよう、現在も自宅で待機しております。そんな慌ただしい数日間でしたが、私なりに考えたことがありましたのでそれもお伝えしますね。

未知の病という事で、この病気に関しては、周囲の目が他の病よりも気になりますよね。
私の場合は実名で報じられますので、選択の余地はないのですが、未だに罹ったことを周囲に知られたくないという方も少なくないと聞きます。
そして実際に私のように現実に迫ってくるとその心理も分からなくもないです。

例えば、防護服姿も日常生活では見慣れていなくて、保健所から家の前に迎えが来るという状況になったら、誰かの迷惑にならないか?とか、余計なことを考えてしまいました。
でも、そういう想いが強まりすぎて、状況をひた隠しにすればするほど、この病の実体が世の中に見えてこない気がしています。
できるだけ他人にうつさないように細心の注意は払うべきですが、それでも罹ってしまうのが世界の状況です。感染ルートをたどる意義も当然あるでしょう。ただ、誰が誰にうつした、この人の前の、その前は誰?という過剰な犯人探しは、今この時点において必要でしょうか。
もちろん「罹らない」ことがベストですが、その一番の目標の下に「罹った場合、なるべく体力的にも精神的にも軽めに治す」という二番目の目標を掲げる時期のように感じています。

そのために、うちの場合はこうですという事、その中でお役に立てることが少しでもあればと思い、以下、感じた事をまとめました。この病気は、症状にかなり個人差もありますし、それぞれの家族構成、生活状況、お住まいの地域、体質などによって問題点はそれぞれ変わってくると思います。参考にならないこともあるでしょうが、全ての経験者が、自分はこうだったと正々堂々と発信して、この病の輪郭がもっと確かなものになればいいなあと」願っています。ですので、あくまでその一例として、我が家の今日までの状況で気づいた事をお伝えします。

我が家は夫40代、私40代、娘2才の3人家族です。夫がPCR検査を受けてから結果は3日後に分かりました。その前に肺のレントゲンで肺炎の症状がありましたので、おそらく陽性とみて、自宅で待機、家族で社会生活を止める事にしました。このように家族1人が罹っても全員家を出られないケースが誰の身にも突然やってくるかもしれません。

事前にできる準備としては
① 2週間分の隔離生活の用意をスーツケースなどにある程度まとめておく。発熱してからだと慌てます。その中で意外と忘れがちな入院グッズは、サンダル、シャンプー、リンス、洗顔料、ドライヤー、冷却できるものなどもあればおすすめとの事です。夫は上記のものをすべて忘れていたので、Amazonで取り寄せたそうです。

② もっと事前に出来る事としては、家を少しでも片付けてできるだけスペースを作っておくこともおすすめします。自宅での対応には限界がありますが、家庭内の動線が分かりやすくなりますし、消毒していく箇所も多少片付いているとやりやすいです。あと、何より体調に異変がない家族の運動スペースにもなるかなと思います。

③ 玄関前に食品など必要なものを届けてくれる存在の確認。ネットを駆使して出前できるお店のチェックをしたり、友人、近所付き合いの声かけも必要かと思います。私の実際、全く出られないので、マネージャーや友人にドアノブの前においていってもらう有難い笠地蔵方式をとっています。

④ それと同時に他のケガや病気になっても簡単に出られないので置き薬。もうされているかもしれませんが持病のある方は、処方箋を事前に発行してもらって、他の人に頼める状態にするのも必要だなぁと思いました。それでも万が一のケガの時の専用救急車も拡充されているのだろうか、、、なんて事を考えました。

⑤ そして我が家の場合は親が共倒れになった場合の子供の面倒は誰がみるのかという問題があります。共に陽性だった場合、母子共に同室だそうですが40℃近い熱の上がり下がりの中で、オムツを換えたり具合が悪くなく遊びまわりたい、まだ、病気の事など理解できない子供と同室で、果たして療養できるのだろうか。これに関しては、情報もなくまだ解決策も思いついていません。夫と私の発症のピークがせめてずれる事を願うばかりです。

⑥ そして病と戦う上でもう一点気になっているのは、PCR検査で陰性、回復の状況がしっかり確認されれば、今度はその人が社会に戻って社会を回していけるというような世間の理解がどの程度あるだろうかという点です。ウイルスを警戒してきちんと恐れて感染者を増やさない事と同時に、このウイルスとある程度共存していく社会の理性が育まれなければ、この病との戦いはますます厳しくなってしまう気がしてなりません。コロナを忌み嫌うあまり、この病の本来の致死力以上の怖さを、この病に与えてしまってはいけないのでは、、、そんな事を考えました。

長々と綴ってしまいました。これが今、4/15深夜時点での私なりに感じたり考えた事です。私の体調はと言いますと、連日の激変の生活に多少疲れはあって残念ながら万全とは言えませんが、今のところ子供を寝かしつけてから、この手紙を書くぐらいの余力はあります。これ以降は保健所の方と相談しながら進めて参ります。

当面、通常の放送は叶いませんが、そこは超強力なパートナーと、いつも本当に気持ちよく代理を引き受けてくれるえりちんがいるので心配はしておりません。えりちん、いつも本当にありがとう。はっきり正直に物を言う貴女が、「ラジオは好きな仕事だからいいの〜♪」と言ってくれるので、あぁ、本当に好きなんだろうな(笑)と思って甘えてしまっています。ごめんね。しばらく基本的には番組をお休みして家族の事を優先させていただきます。

手紙という形でのご報告、せめて直筆でと思ったら今日も例によってFAXになってしまいました。スタッフごめんよ。少数精鋭が心情のラジオですので私が言うのもなんですが、みんなもどうぞ体調に気をつけて。あとは月並み事しか言えませんが踏ん張って参ります。「たまむすび」なのに、明るい内容じゃなくて、面白い事の1つも言えずすいません。あ、そうそう。入院用に用意するサンダルですが、あのRAG FAIR・土屋礼央氏も愛用の「たまむすビーチサンダル」がお薦めです(笑)では、リスナーの皆様、どうぞご自愛ください。ではまた!

赤江珠緒

P.S.個人的にも沢山のメッセージやお品、いただいております。返信など御礼がなかなかままなりませんが、本当に有難く、励みとさせていただいています。この場をお借りして、改めて御礼申しあげます。