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ストレイテナー大山純さん、ファミコンの『絵描衛門』でフルーツが戦う謎のゲームを作った過去

ライムスター宇多丸とマイゲーム・マイライフ

大山純さん完全版トーク前編はこちらから↓↓

■シューティングゲームを作るも、フルーツくらいしか描けなかった

「マイゲーム・マイライフ」のゲストにストレイテナーのギタリスト・大山純さんがやってきました。
チマチマとコツコツ進めるゲームを好む大山さんが最も熱中したのが『世界樹の迷宮』シリーズ。3DSの下画面に自分で地図を描くシステムで盛り上がっていました。わかるなぁ。こういうの、凝り性の人間は延々とやってしまうんですよね。
そして、大山さんの“チマチマゲーム”史のルーツとも言えるかもしれないのが、『絵描衛門(デザエモン)』です。


大山「(ハマったソフトで)覚えているのが『絵描衛門』っていう。絵描き、衛門と書いて、『デザエモン』と読むんですけど」

宇多丸「むちゃくちゃ当て字ですね」

大山「ははははは」

宇多丸「これどういうゲームなんですか?」

大山「シューティングゲームをデザインできるんです」

宇多丸「ああ、自分でゲームが作れる系のソフト。(『絵描衛門』について検索しながら)へぇ~、あ、キャラクターをドットで作ったり……」

大山「そうです」

宇多丸「これ、すごい楽しそう! え、これ、無限にやっちゃいそう」

大山「音楽とかも結構いじれて。でも、子どもが譜面を作ってもまともなものにはならない……」


宇多丸「ははは。音楽は特に奇怪なものになりそう(笑)」

大山「ははははははは」

宇多丸「これが初の! 大山さん初の作曲!」

大山「ということになるかもしれないですね」

宇多丸「どんなゲーム作ったんですか? 基本的には縦スクロールシューティングが作れる?」

大山「はい、そうですね。あの、本当はカッコいいの作りたいんですよ。でも、描けるのがフルーツくらいなんですね。マルに棒をつけて……」

宇多丸「なんで?(笑) 戦闘機とかじゃないの? フルーツ!」

大山「戦闘機は……、サンプルのゲームに絶対に勝てないんですよ。(サンプルの)戦闘機カッコいいから」

宇多丸「そうか、確かにね」


大山「(戦闘機なら)サンプルゲームをやっていたほうがましだ! という結論に……」

宇多丸「それはただの出来合いの縦スクロールシューティングですよね(笑)」

大山「自分で何か世界観を確立させようと思ってできたのが、フルーツ」

宇多丸「フルーツ(笑)」

大山「はははははは」

宇多丸「フルーツが戦う、ワケのわからない曲が流れるゲーム(笑)。(中略)いいなぁ。大山少年が作ったフルーツウォーズ」

大山さんの独特のマッタリとした口調と、奇妙なフルーツが戦う不思議なゲームとが、妙にマッチしていてとても味わい深い回となっています。
現在、大流行中の『あつまれ どうぶつの森』然り、やり始めると時間が無限に溶けていくチマチマ系ゲーム。この手のジャンルは、コロナで外出ができず暇を持て余す今、ぴったりなのではないでしょうか。各ゲーム会社さん、新作とは言いません、過去作の移植で構いませんので、チマチマ系ゲームのダウンロード配信をぜひともよろしくお願いします!

ライムスター宇多丸とマイゲーム・マイライフ

■今回のピックアップ・フレーズ

(ドラクエ1を買ってもらって初めてRPGをやったところ……)

大山「小学校の低学年で。初のRPGの意味がわからず、『逃げる』を選んでロトの洞窟まで行って死ぬゲームみたいな」

宇多丸「ははははは。遊び方がよくわからない結果あんまり面白くなかった(笑)」

文/朝井麻由美(ライター、コラムニスト)

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