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3月22日(日)川崎の畑から伝統の春野菜「のらぼう菜」をご紹介!(にち10おでかけリサーチ)

安住紳一郎の日曜天国

TBSラジオキャスターの柳沢 怜です。

柳沢 怜

TBSラジオキャスター。車、音楽、お酒、野球観戦が大好き!動物にくわしい。


放送を聴いてから出かけても間に合う!
オススメのスポットから生中継している「にち10 おでかけリサーチ」

今日は知る人ぞ知る春野菜、のらぼう菜をご紹介しました。

名前の由来は「野っ原にボーっと生えているから」とか「野良に生える“のらばえ”が“のらぼう”になった」などの説があり、川崎の北西部、多摩区・菅地区800年も前から育てられている伝統野菜です。

▲ブランド野菜の証


神奈川や川崎のブランド野菜にも認定されています。
今日は菅のらぼう保存会・会長の髙橋孝次さんの畑にお邪魔しました。

▲いまが最盛期


もともとは田んぼだった1反の畑に2000株の「のらぼう菜」が育っています。この畑で毎日100株を収穫しているという髙橋さん。

▲のらぼう菜の師匠(88)


ツルツルのお肌と笑顔、やさしいお人柄ですぐに大ファンになってしまいました。なんとお歳は88歳!!
髙橋さんは、のらぼう菜の保存・普及・小学校での食育教育などの功績が認められた“地域特産物マイスター”であり「のらぼう菜の師匠」と呼ばれています。

▲手で折って収穫


ご夫妻とパートさんたちが収穫をする畑をよく見てみると、のらぼう菜に混ざって春菊が育っています。なぜ!?

その理由はヒヨドリ対策。冬場に育つので虫がつく心配は少ないのですが、甘くておいしい「のらぼう菜」の葉はヒヨドリに狙われます。そこで、苦みのある春菊を鳥の来やすい場所に植えておけば、つついた鳥が騙されて諦めるという作戦です。

▲採れたて!


この「別の作物を混ぜて育てる方法」はコンパニオンプランツといって、今年から実践しているそうですが、ヒヨドリ除けの効果アリとのこと。こんな風に研究熱心な髙橋さんが大切に育てる「のらぼう菜」は味がいいので、直売所に列ができたり、売り切れになることも。

▲資料館


私も畑で生の状態で食べてみましたが、本当に甘くクセがなく美味!なんと糖度は7.5~8もあるそうです。

さらに奥様のお手製の「お浸しと胡麻和え」もいただきましたが、柔らかく旨味もあって最高においしかったです♪あとはベーコンと炒めるのもおススメと教えていただきました。

▲また食べたいなぁ


味が良い上に、丈夫で寒さにも強く1株から5回も収穫できるので、江戸時代には天明・天保の大飢饉を救ったという伝説も残っているんですよ。

▲直売所のとなり、資料館では歴史を学べます


ただ、しおれやすく生産量も少ないので、市場に出回ることはなく地元で消費されている「のらぼう菜」。

▲菓聖 はしばの「のらぼう菜カステラ」


髙橋さんの直売所では、5月10日頃まで1束200円で販売中です。また地元の商店では「のらぼう菜カステラ」など加工品も販売しています。

▲小銭をお忘れなく!


菅地区から伝わった五日市市や青梅市、埼玉(“かき菜”と呼ばれることも)の比企地域などでも特産になっていますので、みかけたらぜひ食べてみてくださいね。